ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、おなかがペコペコの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができる。今回はグルテンフリーのアスリートクレープをご紹介。
バナナとココア豆乳クリームの米粉クレープ
<材料>直径15cm 4〜5枚分
- 【クレープ材料】
- 米粉 50g
- 片栗粉 大さじ1
- 卵 1個
- 豆乳 150cc
- ギー 大さじ1/2
- ココナッツオイル 適量
- 【ココア豆乳クリーム材料】
- 豆乳ヨーグルト 100g
- ココア(砂糖なし) 大さじ1〜1/2
- レモン汁 小さじ1/2
- メープルシロップ 小さじ1
- 塩 ひとつまみ(お好みで)
- バナナ 1/2本(1枚分)
- メープルシロップ(仕上げ用) 少々
作り方
- 豆乳ヨーグルトを水切りする。(キッチンペーパーに包み重しをのせる)
- ボウルにココナッツオイル以外のクレープの材料を全て加えよく混ぜる。
- 熱したフライパンにココナッツオイルをひき、2の生地を中火で裏表焼く。
(1枚あたりお玉1杯くらい) - ボウルに1とココア豆乳クリームの材料を全て加え混ぜる。
- 粗熱がとれた3の上に輪切りのバナナと4と仕上げのメープルシロップを適量かけて完成。
レシピのポイント
今回はちょっと食材数が多いですが、作り方は簡単!栄養たっぷりのアスリートクレープです。
最も大切で筋肉の材料にもなる「たんぱく質」は、卵・豆乳・豆乳ヨーグルトから主にとり入れました。
乳製品の摂取に問題ない方は牛乳やヨーグルトにかえていただいても構いません。
ガソリンの役目を果たすエネルギー源になる「糖質」はバナナやメープルシロップ、米粉から主にとり入れました。
バナナはご存知代表的なアスリートフード。
米粉はもちもちの食感が好みで頻繁に使用する食材で、グルテンの摂取に問題ない方は小麦粉にかえていただいても構いません。
たんぱく質も糖質もしっかり入った理想的なアスリートおやつ。
粉の種類を小麦粉やそば粉にしたり、フルーツの種類を変えたりしながら、アレンジも楽しんでみてください。
Text & Photo : Aya Murayama
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_