ヘルシーな食のヒントを発信する、Fit Foodies、村山 彩さんによる連載。ヘルシーな食材のおやつ(間食)は足りない栄養素をカバーし、お腹がぺこぺこの状態を作らないことで、ドカ食いや血糖値の急上昇も防ぐことができます。今回はバターの代わりに「GHEE(ギー)」を使ったさつまいもスナック をご紹介。
注目のオイルGHEEとスパイスdeさつまいもスナック
<材料>
- さつまいも 1本
- ギー 適量(大さじ1程度)
- パセリ(乾燥) 適量
- 青のり 適量
- クミンシード 適量
- シナモン 適量
- メープルシロップ お好みで
作り方
- さつまいもをお好みの大きさに切る
- 耐熱皿にメープルシロップ以外の材料全てのせ、予熱をした170度のオーブンで15分ほど焼く
- お好みでメープルシロップをかけて完成
【recipeのポイント】
ガソリンの役目を果たすエネルギー源「糖質」はさつまいもから。
糖質は太る!? と気になる方もいらっしゃるかと思いますが、不足しがちでヘルシーな食生活には欠かせない「食物繊維」や「ビタミン・ミネラル」をしっかり含むので、食べ過ぎなければ(笑)私たちの味方です。
さらにさつまいもは、加熱しても「ビタミンC」が失われづらい食材。抗酸化作用の高い「ビタミンE」なども含まれ、運動する女性にぴったりですね!
バターの代わりに注目のオイル「GHEE(ギー)」をプラス。ギーは、バター(牛やヤギのミルク)から、水分やたんぱく質などを除き、純粋な油分にしたもので、長期保存が可能と言われています。
食用だけではなく、治癒・美容などにも使用されるそう。何より、日本人に多い、乳糖不耐性の方にも使用できる点が嬉しいです。私がサポートしているアスリートにも乳糖やカゼインアレルギーの選手がおり、ギーを使ってもらっています。問題ない方はもちろんバターでもOK。ココナッツオイルでも美味しくできます。
最後のポイントは、カロリーは抑えつつ栄養価はあげる、魔法のトッピングたち。
お家にあるお好みのスパイスを振ってみてください。
今回使ったもの以外に、コリアンダーやカルダモンなどもおすすめです。
ギーとスパイスで栄養価も味もグッとスペシャルなものになります。
お好きなアレンジを楽しみながら、ぜひ作ってみてください。
Text & Photo : Aya Murayama
体を壊したことをきっかけに健康管理に目覚め、野菜ソムリエとアスリートフードマイスターの資格を取得し、知人に誘われたトライアスロンも始める。体の基となる食に向き合いながらトレーニングをし、3年目にトライアスロンの大会で優勝を果たす。「食と運動」でゼロから心身を立て直した知識と経験を活かし、テレビ、雑誌、ラジオ、イベントなどで活躍。著書『あなたは半年前に食べたものでできている』(9万部を突破。韓国・中国・台湾・ベトナム・ドイツにて翻訳)、『やせる冷蔵庫』(台湾にて翻訳)ほか。新刊『まずはこの17食材を。「いつもの食事」で健康になれる』が発売中。2012 館山トライアスロン総合優勝。2012 IRONMAN 70.3 WORLD CHAMPIONSHIP出場。2014 IRONMAN70.3台湾 年代別優勝。出産後、健康を心の面からもサポートしたいと大学で心理学を勉強中。 ウェブサイト: ayamurayama.jp インスタグラム:@aya_murayama_