スーパーで手に入る食材なので、作りやすいのもポイント。
 
玉ねぎ、白ネギ、セロリを透明になるまで炒める。5分程度なので、クスクスの準備を同時に行うと◎。

スパイス・サフランの意外な効果とは?

サフランと言えば、スペインの代表料理パエリアを想像する人も多いはず。いまいち使い方が分からない人のために、まずは歴史が古いサフランの使い方からご紹介。

 

古くからスパイスの他に、染料や薬としても珍重されてきたサフラン。古代ローマやエジプトでは媚薬、インドのアーユルヴェーダでは鎮痛薬として、また、喘息改善や通経作用もあるとされ、ペルシア伝統医学ではうつ病の治療に用いられたと言われています。「サンシャインスパイス」という別名を持っており、気持ちを明るくしてくれるという説も。リラックス効果があり、安眠を誘うとも言われているので寝つきが悪い人には特におすすめ。サフランの効能は未だ研究中ではありますが、抗がん作用や、PMSの緩和も期待されています。

サフラン香るフィッシュスープで、体も心もポッカポカ♡

 

フィッシュスープに使うのは、鱈。鱈は高タンパク・低脂質で、筋トレ好きやダイエッターにとっても強い味方。たっぷり入れた白ネギは体を温め、鱈の臭みも消してくれるうえ、食感も楽しめるので大活躍! サフランの効果でストレスや不安も軽減されて、彼と過ごす時間もよりリラックスして過ごせそう。スパイスの媚薬効果が、2人の夜のムードを素敵に演出してくれるかも?

Photo&Text: Akiko Sameshima

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Tributes
カレー好きユニット

インド好き、カレー好き、写真好きが共通点のmomoyocurry・谷口百代と写真家・鮫島亜希子の活動ユニット。
それぞれが学んだスパイスの知識を生かし、インドに縁ある偉人にカレーを考案し捧げ、昔ながらの大判カメラで写真を撮るプロジェクト。スパイスに目覚めたきっかけは、ともに通った料理教室「サザンスパイス」の渡辺玲先生に出会ったこと。
名古屋の伝説のカレー店「momoyocurry」は現在渡英し、カレー修行でバージョンアップ中。最近は東京とイギリスのリモートで作品制作を重ねている。 

Instagram:@tributes_spices