白米との相性抜群! 病みつきスパイス「チャットマサラ&バイマックルー」

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最近、身近な輸入食品店でも見かけるようになったチャットマサラ。インドではストリートフードのスパイスとしておなじみで、サラダやフルーツにかけて食べます。チャットマサラには、 アムチュールという完熟前のマンゴーの粉末やクミン、コリアンダー、しょうが、チリ、胡椒の粉末が入っています。酸味と辛みが複雑に絡み合い、さっぱりして食欲をそそるミックスマサラです。クミン、コリアンダー、胡椒、チリは食欲増進効果が期待できます。ふりかけの味のアクセントとなる爽やかさを演出するバイマックルーは、消化の促進だけでなく、ビタミンCやA、Bも豊富。夏に疲れた肌も、素早く再生できそうです。かつおぶしとの不思議なハーモニーは、一度食べたら病みつきでご飯が進みますよ。ぜひお試しください!

胃腸を整え、心も和らげるスパイス、「花椒」って?

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もう一つは、花椒きのこ海苔の佃煮です。レシピ考案者であるmomoyocurryの地元の思い出の味に、花椒の刺激をプラスしたアレンジ佃煮。ピリ辛な刺激の花椒は、食欲を増進させてくれるだけでなく、胃腸やホルモンバランスを整える作用もあります。心がホッとする優しい味で、白いご飯がついつい進みますよ。朝食に和食を食べない人も、ぜひスパイス佃煮を使って食べてみてくださいね。
きんぴらは、インドの炒め物の味に少ししょうゆを足しました。季節の根菜を、たまにはスパイスを効かせた味付けで食べると食欲がわいてきます。クミンやターメリックが胃腸の不調をしっかり整えてくれますよ。

 

忙しい朝食におすすめ! さっぱり「ダルの味噌汁」

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ダルの味噌汁は、優しい味で仕上げました。むきレンズ豆を使ったので、15分ほどでパパッと豆が煮えて、味噌汁を作る程度の時間で簡単にできあがります。
レンズ豆は、食物繊維やビタミンB1、B2、B6、葉酸が豊富。疲労回復や生理前の症状の予防、肌や粘膜の状態もより早く再生に導いてくれますよ。また、レンズ豆やほうれん草に含まれる鉄分も貧血予防にうれしいですね。
最後に絞ったレモン汁とたっぷり入れたしょうがのアクセントが、一口、また一口と、食欲が湧き、あっという間に食べられるスープに仕上がっています。

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そろそろ新米が出る季節。ぜひスパイスふりかけと花椒きのこ海苔の佃煮、きんぴらのサブジ、ダルスープを作って、スパイス和定食を楽しんでくださいね! 朝食をしっかりとって、すてきな1日を過ごせますように。

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Tributes
カレー好きユニット

インド好き、カレー好き、写真好きが共通点のmomoyocurry・谷口百代と写真家・鮫島亜希子の活動ユニット。
それぞれが学んだスパイスの知識を生かし、インドに縁ある偉人にカレーを考案し捧げ、昔ながらの大判カメラで写真を撮るプロジェクト。スパイスに目覚めたきっかけは、ともに通った料理教室「サザンスパイス」の渡辺玲先生に出会ったこと。
名古屋の伝説のカレー店「momoyocurry」は現在渡英し、カレー修行でバージョンアップ中。最近は東京とイギリスのリモートで作品制作を重ねている。 

Instagram:@tributes_spices