昨年の緊急事態宣言による外出自粛、ジムの休業をきっかけに、それまで通っていたジムを退会したという人は多いのではないかと思う。かくいう私もその一人。朝のワークアウトライブを3カ月ほど継続したということもあり、家トレとランニングだけで運動は十分、と、数年通っていたジムを退会した。

それから1年。仕事としてワークアウトライブを実施しないと、自分でYoutubeを観たり、過去のアーカイブを観て宅トレをする気になれず、二度目の緊急事態宣言に伴う出勤禁止によって、運動量は激減。家から自転車で5分のコワーキングスペースに通って、朝から晩までテレワークをし、3食プラスおやつをしっかり食べて、お酒も飲んでいたら、見事におなかや二の腕、顔まわりにお肉がついてしまった。

「ここで食い止めないと、春夏のファッションが楽しめない!」

と、編集部の後輩エディターが通っているジムに、私も入会を決意。1時間でしっかり有酸素運動が20分以上できて、筋トレもしっかりできて、汗もたっぷりかけるというグループパーソナルが売りのジムだ。久しぶりに通うタイプのジムに入会してみて、早速感じているのがメンタルの変化。

  • ジムに行った日は、食事の選択がヘルシーになる
  • 体形を戻せたら、また自信を取り戻せそう! と目標意識が明確になった。
  • 一人だと自分を追い込めないけど、みんなと一緒だとリミッターを外して頑張れる
  • わざわざ電車に乗って、ジムまで行って運動できた自分を褒めたくなる。

このところ、友人たちとの集まりもご無沙汰だし、予定のない週末が多かった。そんな週末に、必ずジム通いを組み込むことにすると、必然的にリズムが生まれる。週末の朝には早起きしてジムに行く。それだけで、上に挙げたようなポジティブな変化が起きてくる。1週間に2回ペースでジム通いを続ければ、気になるお肉も1カ月後にはスッキリしている気がする。

ただでさえ、運動の健康効果については、ウィメンズヘルスでも度々ご紹介してきたけれど、一度離れて、再び始めてみたことで、ジム通いがもたらすメリットを再確認できた。

テレワークで運動不足を自覚しているのに、動き出せずにいる人。まずは気になるジムへの体験予約をしてみよう! 想像以上のうれしい変化が待っているはずだ。

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Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。