どうしたら自分がご機嫌でいられるかは知ってる。基本的には自分はハッピーだと思っている。でも、やっぱり気分のアップダウンやどうしても前向きになれない日というのはある。

そんな時は、ジャンクフードを食べて、ひたすら寝て、を繰り返したり、エンドレスな海外ドラマを延々と観てしまったりしがち。結果、体は重くなり、ますます人と会いたくなくなり、負のスパイラルに入っていく……。

でも実は、イマイチな時期の過ごし方をちょっと変えるだけで、その後の気分や運気の回復度合いは大きく変わる。今回は、イマイチな時期を自分のプラスに変える、おすすめの過ごし方をご紹介。

よくない時期=インプットの時期と心得るべし!

占いって、やっぱり気になりますよね。でも、大殺界とか、厄年とか、試練の年とか、あなたの運気はイマイチですよ(しかも1年間も!)と宣言されると、それだけで「自分は今よくない時だから」とネガティブな方向に暗示がかかってしまう。そんな時を、どう過ごせばいいのか? 占いに詳しい友人に教えてもらって以来、実践しているのが「よくない時期はインプットの時期だと思って、インプットに徹する」という方法。具体的にはこんなことをしています。

  • 本を読む

    インプットの方法として一番簡単なのが、本を読むこと。ただひたすら楽しい小説でも、大きな書店や図書館で気になった本を片っ端から読んでみるのもいい。「学びを得よう」なんて思わず、自分の気持ちが赴くままに本を乱読していると、時間もあっという間に過ぎるし、もしかしたらそこにこの先の人生を変えるような「キッカケ」があるかもしれない。

    私自身も昨年のゴールデンウィークは体調が悪くてどこにも出かけられず、周囲の人たちが世界各地で楽しそうに過ごしているのを羨ましい気持ちで眺めていました。でも、その時に買ったり読んだりした本たちは、私の頭の中の世界をぐんと広げてくれて、旅行に行かずとも知的好奇心が刺激されまくり、私の人生にも少なからず影響を与える読書体験になりました。

    open book
    Towfiqu Photography//Getty Images
  • 習いごとをする

    いつかやってみたい、学んでみたい、と思っていることがあるなら、「よくない時期=チャンス」と考えてトライしてみよう。私の場合は、字をきれいに書けるようになりたい! と思っていたので、美文字の練習帳を使ってきれいに文字を書く練習を自宅でしてみたり、気になってはいたけれど行けてなかったフィットネスジムの体験レッスンをいくつか受けてみた。特に運動系の習いごとは、終わった後に必ずスッキリ爽快感を得られるので、プチスランプの日にもおすすめ。

  • 会いたい人に会いに行く

    調子が良くない時に会いたいと思う人はきっと、あなたに元気をくれる人。会うと疲れる相手には極力会わず、自分の心が求める人だけに会って、コミュニケーションしてみよう。運を運ぶのは縁。停滞しているムードから抜け出したいなら、人に会ってみること。

あとは、前回ご紹介した「いつもと違うことをしてみる」というのもオススメの方法。人は誰でもアップダウンがあるもの。それならダウンの時だって無為な時間にせず、楽しみたいですよね。「今日は気分がイマイチだな」という日があったらぜひ試してみてください。

Headshot of Kiriko Kageyama
Kiriko Kageyama
エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。