まつ毛エクステに通ったり、パーマをあててみたり、女性にとって毎月のまつ毛メンテナンスは欠かせないもの。そして、あと1mmでいいから自まつげを伸ばす方法が知りたいというのも本音。今回は「まつ毛を伸ばす6つの方法」をイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。おすすめのまつ毛美容液も併せてチェックして。
【目次】
まつ毛を伸ばすのにどのくらいかかる?
「肌、爪、まつ毛を含む髪の状態は、私たちの健康や食生活を反映しています」と話すのは、まつ毛ケアブランド『Nouveau Lashes』の皮膚科学者、ジャスティン・ヘクストール博士。「通常、髪の約90%は成長期、残りの10%は退行期(髪の成長が止まる時期)または休止期(髪が抜ける時期)にあります」
『Nouveau Lashes』の毛髪学者、トリーシャ・ブラーによると、まつ毛は一定の長さ(平均約1cm)まで伸びてから、一度抜けて生え変わる。
このプロセスには1~6カ月かかるもの。また、まつ毛の長さを決めるのは基本的にDNAだという。
まつ毛の成長を促すには?
眼科医のヴィック・シャルマいわく、まつ毛の長さは遺伝によるところが大きい。でも、食生活が重要な役割を果たすこともある。「まつ毛の遺伝子が食事内容で変わることはありませんが、栄養失調になると、まつ毛が抜けたり成長期が短くなったりするため、栄養価の高い食生活を送ることは大切です」
よって、本気でフサフサにしたいなら、まつ毛が切れるのを防ぎ、まつ毛を太くするしかない。早速「まつ毛を伸ばす6つのステップ 」を見ていこう。
まつ毛を伸ばす6つの方法
1.保湿とコンディショニングを欠かさない
「まつ毛が切れるのを防ぐためには、まつ毛の保湿とコンディショニングが欠かせません」とヘクストール博士。「ヒアルロン酸とグリセリンは、水分を引き寄せて、まつ毛と皮膚を潤す保湿剤です」
こういった成分が含まれたアイテムで、強いまつ毛をキープしよう。
2.ビオチンを摂取する
ビオチンは水溶性のビタミンB。「ビオチンは、まつ毛を強くするケラチンの生成に不可欠です。髪を太くする上でも重要な役割を果たします」とヘクストール博士。
ビオチンは、ナッツ、シード、卵黄、レバー、アボカド、さつまいもなどの食品に含まれている。
3.ビタミンB5とB6も摂取する
ヘクストール博士によると、ビタミンB5とB6は毛包の栄養になり、髪を元気にしてくれる。B5はヒマワリの種、白いマッシュルーム、しいたけ、ピーナッツ、鶏肉、豚肉、サーモン、マスから、B6は大豆、卵、全粒穀物、豚肉、鳥肉から摂取可能。
4.ビタミンB12も忘れずに
「ビタミンB12は、健康なまつ毛の成長を助けます」とブラー。主な供給源は動物性食品(肉、魚、卵)。ヴィーガンの人はサプリメントでビタミンB12不足を回避しよう。
5.まつ毛のメイクは慎重に
「低刺激のアイメイクリムーバーを使い、まつ毛を傷めつけるようなマスカラやビューラーの使用は避けましょう。つけまつ毛を使うときは、接着剤やのりと一緒に、まつ毛が抜けてしまわないようにしてください」とブラーは話す。
6.コンディショナーでまつ毛を守る
「まつ毛用のコンディショナーで、まつ毛を保湿するのもいいですね」とブラー。少量のココナッツオイルをトントンのせるのもあり。
おすすめのまつ毛美容液5選
ルルビューラッシュ<まつ毛美容液>
大人気のスキンケアブランド「ミース」のまつ毛美容液目のまわりの肌を想った成分を配合しているところがGOOD。ブラシがすごく塗りやすいのもポイント!
スカルプD まつげ美容液 プレミアム
育毛専門の会社が本気で作った美容液「スカルプD まつげ美容液 プレミアム」。優しい使い心地のふわふわチップだから、根元からしっかりまつ毛を持ち上げてくれる。
UZU BY FLOWFUSHI まつ毛美容液
指で塗るタイプのまつ毛美容液。まつげ美容液としての効果はもちろん、同時にまゆげも含めた目もと全体の美容液としても使用できる。
リバイブラッシュ まつ毛美容液
まつげ美容液で有名な「リバイブラッシュ」。合成着色料、鉱物油、石油系界面活性剤、パラベン、エタノールなど一切不使用。業界屈指の“20種類の無添加”を実現している。
DHC エクストラビューティ アイラッシュトニック
多彩な美容成分を配合したまつ毛専用美容液。ラッシュグロウ成分を配合。その他、9種類の植物エキスやプラセンタエキス、ダメージを補修するパンテノールやヒアルロン酸をプラス。ブラシには長くやわらかい形状を採用。美容液をたっぷりと含んだブラシが、まつ毛の1本1本をとらえて、生え際から毛先までやさしくコーティングしてくれる。
まとめ
栄養価の高い食生活を意識して、まつ毛専用美容液も上手に取り入れながら、健康でハリコシのある「美まつ毛」を目指そう!
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Claudia Canavan Translation: Ai Igamoto