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「ダメージヘア」を誤解してない?髪の傷みの対処法をプロが指南

乾燥により傷みがちな冬の髪。ダメージの見分け方と、美髪を手に入れるためのポイントを改めておさらい!

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ダメージヘア ブラシ
Cultura RM Exclusive/GretaMarie//Getty Images

髪の悩みでよく聞くものといえば、やはり「ダメージ」。冬の乾燥や洗いすぎ、ヘアアイロンなど、髪が傷む原因は数多くある。ダイソンが実施したグローバル調査によると、10人に7人以上が髪のダメージを自覚しているそう。

いっぽう、この調査では「髪が傷んでいる」のはどのような状態を指すのかについて、多くの人が誤解していることも明らかに。髪のダメージの根拠として、抜け毛やフケなどを挙げる人が多いものの、「フケ、抜け毛、白髪はダメージによるものではなく、頭皮と髪の成長に関わる問題です」と、ダイソンのシニア・プリンシパル・ヘアサイエンティストであるロブ・スミス氏は話している。「髪のダメージとは、キューティクルと毛皮質(髪の毛の内側)が傷つくこと。髪が縮れたり、ツヤが失われたり、切れたりすることを指します」

髪が傷んでいるかどうかを確認する簡単な方法は、髪の毛を1本手に取って、両端を指で挟み軽く引っ張ること。髪が少し伸びて(長さの3分の1程度まで)、元の長さに戻るのなら、髪に傷みはないと考えてOK。もし切れてしまうか、伸びたまま元の長さに戻らない場合は、乾燥やダメージのサイン。

では、ダメージを防ぐためにできることとは?  ここでは、ツヤ髪へと導いてくれる5つの方法をご紹介。

※この記事は、海外のサイトで掲載されたものの翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事によるものです。

From Women's Health UK

1

髪を洗いすぎない

a girl washes her hair with shampoo on blue background, front view
Tatiana//Getty Images

ダイソンの調査によると、10人に8人が毎日髪を洗っているそう。髪のタイプや環境にもよるけれど、洗いすぎは髪のダメージの原因に。

「洗いすぎは、頭皮本来の皮脂を奪い、髪を乾燥させるため、大きなダメージとなります」とスミス氏。「髪や頭皮の油分の量によって、シャンプーの頻度を検討する必要があります。ストレートヘアの場合は汚れや油分が蓄積されやすく、髪のコンディションがすぐに悪くなる傾向にありますが、ウェーブヘアやカーリーヘアの場合は髪が油分を吸収し、蓄積されにくいため、シャンプーの頻度が低くても済むと言えます」

2

外気の汚れに注意する

close up young woman with curly hair wearing beige coat
iprogressman//Getty Images

「外気によっても髪は汚れます。環境由来の汚れも洗い流しましょう。また、汚れと紫外線の組み合わせは、さらなる髪のダメージを引き起こす原因にもなり得ます」とスミス氏。

これには、週に一度、頭皮のスクラブを取り入れると◎。頭皮本来の油分をごっそり取り除いてしまうような刺激の強いものではなく、やさしく汚れを落とすものを探してみて。

3

髪に優しいヘアセット方法を選ぶ

happy girl using hair iron at white bath room closeup smiling woman hairstyle
stockbusters//Getty Images

「髪の毛をストレートにしたり、巻きたい場合には、あまり熱を使わない方法がおすすめです」と話すのは、ダイソンのグローバルヘアアンバサダーであるラリー・キング氏。

「『ダイソン エアラップ』のような、乾かしながらスタイリングできるものを使えば、健康的でツヤのある髪に仕上げることができます」

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4

マイクロファイバータオルを試す

stack of clean towels on blue background,romania
Mirel Dobre / 500px//Getty Images

シャンプーやトリートメント後のタオルドライに、髪の毛よりも粗くてかたいタオルを使っているのなら要注意。濡れている髪に使用すると、髪が弱くなったり、傷んだりする原因に。マイクロファイバー素材のタオルなら、速乾性に優れていて、肌触りも柔らかいため、ダメージ軽減の手助けをしてくれる。

5

パドルブラシを使う

cosmetic for hair care, cream and towel on a colored background top view flat lay
Mykola Sosiukin//Getty Images

ヘアアイロンなど熱を使ったスタイリングをするなら、パドルブラシとの併用が◎。熱を分散させることでダメージを抑え、さらに髪のツヤを引き出してくれる効果が期待できる。

「熱を使う際には、髪に風を通し、なめらかに整えながらツヤを出してくれるパドルブラシを使うことを推奨します」と、キング氏。

Lettermark
Amelia Bell
Senior Site Beauty Editor

Amelia Bell is the Senior Site Beauty Editor at ELLE UK, developing beauty strategy, writing, editing, and commissioning, and overseeing all beauty content for the site. Amelia has a particular interest in sustainable beauty practices, exploring the skin-mind connection, and decoding the latest treatments, tweakments and runway trends. She also has bylines for Women's Health, Refinery29, British Vogue, Harrods Magazine, and more.  

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大学卒業後、外資系IT企業でのキャリアを歩んでいたが、子どもの頃からファッション誌のエディターに憧れていたため、転職の合間にコスモポリタン編集部でインターンを経験。記事作りの面白さに魅了され、現在は会社員とフリーランスライターの二足のわらじ。美容やファッション、K-POPなど多ジャンルにて記事制作や翻訳に携わる。好きなものは旅行、自然、動物。 

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