Fit Foodies安藤夏未さんによるレシピ連載。ビーツのやさしい甘みとハーブが香るヘルシーなクリスマスのおもてなし料理をご紹介。
- 出来上がり量:
- 2 人分
- 合計時間:
- 45 分
材料
白身魚のハーブソテー ビーツとクリームチーズのソース ハーブサラダを添えて
今回はビーツについて。
ビーツの旬は年に2回あり、6~7月と11~12月に収穫されます。ビーツに含まれるオリゴ糖は腸にダイレクトに届き善玉菌を増やしたり腸の代謝を活発にしてくれます。そして、食物繊維も豊富なので老廃物などを出してくれます。
甘み成分のベタインは、肝臓に脂肪が溜まるのを防いでくれたり、ついてしまった脂肪を落とす働きもあります。
そして一酸化窒素(NO)が、血流を良くして血管の筋肉を柔らかく広げて、体内の酸素が効率よく使われる手助けをする働きがあるため、筋肉が増え持久力のアップ 疲労回復にも効果が期待できます。
血流量が増え、全身の血行がよくなれば、基礎代謝も高まり、ダイエットの効果も期待できます。
さらに、ビーツには美容に欠かせないビタミンAやC、E、ビタミンB群も豊富に含まれています。
ビーツは皮をむいて加熱すると、鮮やかな赤色が抜けてしまいます。今回のレシピのように汁ごと調理するか、茹でてサラダなどに使用したいときは皮のまま火を通してから皮をむくようにしましょう。
生のままサラダやスムージーにしても甘みがあっておいしいです。
Text & Photo : Natsumi Ando
料理やテーブルセッティング好きの母の影響で小さい頃から食や空間作りに興味を持つ。美術系短大でテキスタイルデザインを専攻。色彩やデザインや空間作りを学び、卒業後、舞台やブライダルモデルなどで活躍。趣味でも登山など体を動かすことが多かったことが、体のメンテナンスや食の大切さを考えるようになり、家族や友人が元気になる料理を作っている。食べ物=体を整える、さらにおいしい!そして目でも楽しい、心踊る!そんな食卓をつくることを日々考え中。『今の私たちの体は今まで食べてきたごはんでできているから! 』