露出の多くなるこの時期は、日焼けのおかげで肌が火照りすく、乾燥もしやすいです。また、冷たい飲み物を好んで飲むので、むくみやすく、疲れやすい体に。そのメンテナンスに大切なのがフットケア。アーユルヴェーダの健康法から、第二の心臓と呼ばれるふくらはぎのむくみ予防マッサージや、保湿法などをご紹介。
脚が火照って眠れない!
夏は体内に熱のエネルギーが溜まりやすくなります。
ちょっと外を歩いただけで、いつもは気にならない火照りがずっと続くことも。
素足にサンダルは陽射しを直に受けることも多く、地面の衝撃も受けるので脚が疲れやすくなりがち。
ボディクリームにハッカ油を1~2滴混ぜて熱をクールダウンさせてから就寝を。
脚が涼しいだけで眠りの深さが変わってきますよ。
脚が浮腫んで眠れない!
うまく水分を排出できないこと、また塩気が効いたご飯を食べ過ぎることでむくみは発生します。
また、夏は冷たい飲み物を多く摂りがちなのでむくみやすいのです。
まずはなるべく常温のものを、そして塩分を控えめにしましょう。それでもむくんでしまったら、強めにマッサージして。
「第2の心臓」をほぐして、脚の滞りを促す
1.内外のくるぶしの下からアキレス腱をつまむように滑らせる
2.手のひら全体でふくらはぎをつかみ、圧をかけて押し流す
3.膝裏のくぼみに指を入れ、ゆっくりと圧をかけた後、裏ももへ流す
前述した、クリームにハッカ油を混ぜたものでマッサージすればむくみと火照りのケアを一気にサポート!
脚はマッサージの効果が現れやすい部位なので、見た目の変化も感じられますよ。
乾燥して眠れない!
素足で過ごすことが多いこのシーズンは、意外と冬よりも脚が乾燥していることが多いのです。
硬いサンダルで長時間過ごし、踵や足の裏がガサガサしていませんか?
シーツに引っかかるほどカサついている人も意外と多い夏は、この乾燥が原因で安眠できていない人がたくさん。
足の裏、指、踵を丁寧に潤すことでびっくりするほど入眠しやすく、また睡眠中に起きることも少なくなると言われています。
ボディクリームでもOKですが、夏は体内の熱を取ってくれるココナツオイルがおすすめ。
普段は蝋のように固まっているココナツオイルも、いまの季節はオイル化しています。この液体になっているシーズンが使うのにぴったりな時期なのです。
料理にも、マッサージにも積極的に使用して、体の外からも内からもクールダウンし、潤ってくださいね。
元コピーライター。南インドやスリランカを数度訪れた後アーユルヴェーダ・ライフスタイルアドバイザーの資格を取得。コスメブランド「ARYURIVST」やレシピとスパイスがセットになった「整えごはん」を立ち上げる。ARYURVISTから、毎日のクレンジングで角質ケアまで叶う“オイルピール クレンズ”新発売!
Instagram: @aryurvist_official