ポジティブ&華やかなオーラで人々を魅了し、モデルとして国内外で活躍する森星。世界を飛び回っていた彼女だからこそ、新型コロナウイルスの影響による環境の変化も大きかったはず。むしろ彼女は、この状況も「心から“好き”と言えるものと向き合う時間ができた」と前向きに捉えていた。社会は大きく変わり、不安が大きい中でもブレることなく、自分の軸や内側にある“好き”を掘り起こすことができた理由は何だろうか。彼女の心を整える5つの方法を教えてもらった。
森星さんは、リラックスタイムをどう過ごす？
①朝は、瞑想からスタート
「以前は時間ができると、スマホに手が伸びてしまい、なかなか瞑想を自分の生活の中に取り入れられていなかったのですが、少しずつ実践してみると「無」の時間の心地よさに気がつきました。このような時代だからこそ、自分の感情を自分でコントロールすることが必要だと思っています。今は、部屋に畳を敷いて、メディテーションスペースを作り、心を整える時間を大切にしています」
②植物に癒やされる
「家は、植物にあふれています。生き生きとした植物たちを見ると、心が安らぐ。よく行くのは、南青山にあるグリーンショップ、シェアグリーン南青山の内にある『ソルソパーク』。セレクトのセンスが抜群で、インテリアともマッチする植物ばかりです」
③心地よい香りでリラックス！
「瞑想や気分転換に息抜きしたい時には、『香り』のパワーを活用しています。お気に入りは、サステナブルでフェアトレードなアロマテラピー製品を扱う『ルナ スンダラ』の野生の香木（パロサント）や、浄化作用のあるスマッジスティック。香りはミントやレモンのような柑橘系。火を着けて燃やすと、炭化してほんのりと甘いバニラのような香りにも変化します。数多ある香木の中でも特に香りが強く、持続性が高いのが特徴です」
④上質な睡眠にこだわる
「1日の疲れをその日のうちに癒やすように心がけていて、ベッド周りは特に好きなもの、心地よいもので埋め尽くしています。アイマスクは、和柄テイストがかわいい『ホリスティックシルク』、パジャマやベットカバーは、オーストラリア発のブランド『SUKU』を愛用中。とにかく気持ちがいいから、ぐっすり眠ることができる！ 『SUKU』の素材は、バンブーレーヨンを使用しているという、サステナブルな点にも心動かされました。先日まで行っていたポップアップをきっかけに、パジャマやベットカバーをディレクションさせていただいたんです。オンラインショップで現在も販売しているのでチェックしてみてね♪」
⑤寝る前は、マインドセットの時間を
「その日に起きた良い出来事はもちろん、嫌な出来事まで、取り組んだすべてのことを一度流すようにしています。そこで、毎日寝る前に行っているのが、ホ・オポノポノ」
ホ・オポノポノとはハワイに伝わる伝統的なセルフクリーニング法。自分に４つの言葉「ありがとう」「愛しています」「ごめんなさい」「許してください」を繰り返し投げかけることで、心を浄化できるといわれている。
「多くの情報をキャッチし、処理をしている、現代の私たちにとって、セルフクリーニングすることは必要な作業だと考えています。その日のうちに心の状態をクリアでニュートラルな状態に戻すことで、次の日の集中力がアップし、生産性が高まる気がします。それだけではなく、不安な感情やストレスに対しても、冷静に受け止められるようになりました」
家で過ごす時間が多くなった今、自分で自分をご機嫌にする方法を知っている人は強い。そんな彼女は、不安が多いこの状況に “ 光 ” を与え続けてくれるだろう。
ベスト付きカーディガン￥78,000／スノードン（スノードンwww.instagram.com/oda_mayumi/?hl=ja） ニットトップ￥29,000 ニットパンツ￥31,000／ヤンヤン（リディア tel.03-3797-3200） ピアス￥80,000／ウパラ（ヌキテパ 青山 tel.03-6427-9945） ネックレス￥9,000／ジャンティーク（ジャンティーク tel.03-5704-8188） リング左手￥37,000 右手￥52,000／オー・ソンタイ（エムエイティティ INFO@THE-MATT.COM）その他／私物
森星（もり・ひかり）
1992年、東京都出身。モデルとして国内外で数々のファッション誌や広告などで活躍。明るく天真爛漫なキャラクターで2015年から公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパンのBecause I am a Girlエンジェルに就任。Instagram（@hikari）のフォロワーは140万人を突破し、YouTubeチャンネル「Hikari Mori」も話題。フードトラック「edain」も運営し、体にも環境にも優しい生活を発信。
Photo: Keita Goto（W） Stylist: Shino Suganuma Hair: Jun Goto（OTA OFFICE）Make: Mariko Shimada（UM） Text: Nana Fukasawa
※着用アイテムの価格は全て税抜きです。
タレント・アスリートインタビュー・スポーツファッション・ウェルネス記事などを担当。女性誌FRaUでファッション・スポーツ・ダイエットなどの編集キャリアを積み、その後スポーツライフスタイルマガジンonyourmarkのプロデューサーとして在籍後、2022年までウィメンズヘルス編集部に在籍。
