ジムVS屋外 走るならどっち?

10 September 2017

ジムVS屋外 走るならどっち?

暑い日に外で走ると消費カロリーも増える?

多くの人はダイエットのカロリー消費と脂肪燃焼のために、有酸素運動としてランニングを選ぶ。もちろん、ランニングがみんなに選ばれるのには理由がある。ランニングに必要なのはシューズだけ。そして好きな時にいつでも、どこでもできる。さらにランニングには、カロリー燃焼以外にもたくさんの健康面のメリットがある。たとえば、ストレスを減らしたり、心臓の病気のリスクを減らしたり、関節を強くするなど。そしてこれはほんの一部。

 

そうはいっても、体重を減らすことが目的の場合、よりやせやすい条件はあるの? と思ったことはあるはず。たとえば、夏の暑い日に外で走った方がやせやすいのでは? と思ったことはない? あの暑さの中で汗だくになって走っていると、ジムのトレッドミルで走るよりもなんとなくカロリーが多く燃えているような気はするけれど、実際のところはどうなの?!

 

生理的な面から見ると、それは「正解」!

「屋外で走る方がトレッドミルで走るよりも大体3%から7%ほど多くカロリーを消費する」とウィスコンシン大学のClinical Exercise Physiologyプログラムのディレクター、ジョン・ポーカリ博士。トレッドミルで走っていると、ベルトが動くので前に進むのを助けてくれるし、風の抵抗も受けないのがその理由だそう。

 

また、走るスピードによっても燃えるカロリーは変わるという。ジョギングくらいのペースで走っているのなら外で走る方が3%程多く、もっと速く走っているのなら7%くらい多い、とポーカリ博士。そして、アップダウンがあったり、風を受けていたり、スピードが一定ではなく変化することもカロリー消費につながる。

 

またカロリー消費量に影響する最後の要素はホメオスタテス、つまり生体恒常性。「暑い日だと身体の熱を放出しようと身体が頑張り、より多くの血液を皮膚に送ろうとするから。これで普通の日よりも多くカロリーを消費するようになる」とポーカリ博士。でもこの効果は1%から5%だそう。

 

ただ、残念なお知らせは、暑い日に外で走るのは体重減のための万能薬ではないということ。消費カロリーの差よりも、酷暑の中で走ることのリスクの方があるという。例えば脱水や熱中症などのリスクが高まる、とポーカリ博士は話す。

 

さらに、暑い日に走ると自覚的運動強度(RPE)が上がってしまい、トレッドミルで走るよりもすぐに疲れてしまうかもしれない。これを身体が頑張っている証拠、と捉える人もいる一方で、予定していたワークアウトを全てこなせないと、ダイエット目標から遠くなってしまうことも。

 

では、他によいアイディアは? 気温が高い時は、屋内でいつもより5分長く走るようにして。そして少しだけ傾斜をつけるとよい、とポーカリ博士は提案する。研究ではトレッドミルでの傾斜を1度つけることで、外で走っているのと同じ状態になるそう。そして、本当にカロリーを燃やそうと思っているのなら、スピードと傾斜をつけたインターバルトレーニングをしてみて。

 

「インターバルトレーニングはカロリー消費量を増やすのにとても効果的な方法。身体に負荷がかかり、脂肪を燃えやすくしてくれる」と認定トレーナーのアニータ・マーチャダニー。

 

長い目で見ると、暑い日に外で走って余計に燃やせたカロリーも、体重にはあまり影響しない。もし、走り終わって急激に体重が落ちているのなら、それは水分が失われたから、とマーチャダニー氏。気温が高い時にランニングした後は必ず電解質やミネラル分を補給するようにして。

 

http://www.womenshealthmag.com/fitness/running-outside

Text:Locke Hughes Translation:Noriko Yanagisawa Photo:Getty Images

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