【花粉症対策2018】第2弾 漢方の考え方で、つらさを軽減! 花粉症シーズンの養生

04 March 2018

【花粉症対策2018】第2弾 漢方の考え方で、つらさを軽減! 花粉症シーズンの養生

花粉をブロックしたり、部屋を掃除することだけが花粉症対策にあらず。自分の身体をいたわって、本来備わっている自然治癒力を高めることも重要! 花粉症対策の第2弾では漢方の考え方に注目し、「今日からできる花粉症対策」を漢方の専門家に取材。

くしゃみや目のかゆみ、敏感になる肌……。1年の中でこのシーズンが一番つらい、という人も。「少しでも快適に過ごしたい!」、そんな切なる願いに、漢方の考え方を取り入れてみては!? 

ニホンドウ漢方ブティック青山店店長で薬剤師の乙川直美さんに、花粉症シーズンにすぐにできる養生をインタビュー。

「漢方では、体内に入ってきたトラブルのもと=邪気を発散し、追い出すことが花粉症ケアにつながると考えます。漢方というと難しく考えがちですが、生活習慣を見直す、“養生”という考え方を暮らしに取り入れることも立派な漢方です。どれも今日からすぐにできることばかりなので、ぜひ、試してみてください」(乙川さん)


6つの養生で考える花粉症対策

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①   漢茶(かんちゃ)を飲む

「目や鼻がムズムズしてきたら、アレルギーの症状に効果があるとされる『甜茶(てんちゃ)』や『紫蘇茶(しそちゃ)』がおすすめです。アレルギーの症状に効果があるとされる、ポリフェノールがたっぷり含まれています。また、こもってしまう余分な熱を冷ましてくれる作用を持つ『菊花茶(きっかちゃ)』も花粉の時季によいお茶です」 

②   腸の働きを整える

「胃腸が弱まっていると、アレルギー性鼻炎の発症に関係がある、粘膜や免疫、水分代謝などの調整ができず、悪影響が出ることも。食べ過ぎたり飲み過ぎたりして、胃に負担をかけないようにしましょう。食べるときには、いつもよりもよく噛むことを意識」

 ③   穀物・野菜・豆類にカルシウムを加えていただく

「身体のバリア機能が低下すると、花粉症の症状が出やすかったり、長引いたりします。症状をケアするとともに、花粉症になりにくい体質作りも目指して。未精白の穀物(玄米)、火を通した根菜や緑黄色野菜、大豆や豆腐、納豆、それにカルシウムを多く含む小魚や海草類の組み合わせは、本来の自然治癒力を高めてくれます。花粉の時季は積極的に取り入れましょう」

 ④   便通を整える

「漢方では鼻や皮膚、肺、水分代謝と大腸の働きの間には、密接な関係があると考えます。便通や下痢などがあれば、まずはそこから改善するように努めましょう。腸内環境を整える食物繊維や発酵食品などを積極的に摂るように心がけて」

 ⑤   身体を冷やさない

「身体が冷えることによって全身の機能が低下しやすくなり、水分も滞り、花粉から身を守る力がダウンします。水分や生野菜の摂り過ぎに注意しましょう」

 ⑥ツボを押す

◆迎香(げいこう)……「鼻の両脇、小鼻のすぐ横。花粉症や鼻炎による鼻づまりにおすすめです。1回10秒、強めに押してはパッと離すを5回繰り返します」

◆印堂(いんどう)……「鼻の上、左右の眉の中間。鼻の粘膜を強化するツボ。1回6秒、繰り返して10回刺激します」

 

 

どれも誰でもできる養生ばかりなので、ぜひトライ! 自分をいたわることは、自分の身体を知ること。花粉症対策をきっかけに、自分と生活を振り返ってみて。

 

 

ニホンドウ漢方ブティック青山店

東京都港区北青山3-3-13 tel.03-5775-6932

薬日本堂 https://www.nihondo.co.jp/

Photo:Getty Images Text:Manabi Ito

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