ターメリックに含まれるクルクミンは、抗炎症作用と抗酸化作用を併せ持ち、数々の病気の予防や症状の緩和に役立つことが分かっている。クルクミンは、鼻通りをよくして、鼻詰まりなどの症状を軽減することも実証されているため、摂取すればランニングが楽になるかも。ただし、バイオアベイラビリティが低いので、花粉症の人は、食べ物や飲み物から摂取するだけでなく、サプリメントの服用も検討しよう。
ターメリックの他にも抗炎症作用のある食品(緑の葉物野菜、ベリー類、脂の乗った魚など)をふんだんに取り入れて、逆に炎症を引き起こす食品は避ける努力を。後者には、重度に加工された食品、アルコール、精製された植物油などが含まれる。また、その人にとってトリガーとなる食品は、アレルギー症状を悪化させることもあるので要注意。お肉やシーフードが多めの食生活を送っていると、花粉症のリスクが高くなるという研究結果もあるので、タンパク質は植物性食品から摂取して。