生理だけどプールに行く予定があるときや、タイトなレギンスをはくとき、「ナプキンのラインが見えないように」と手に取....
生理だけどプールに行く予定があるときや、タイトなレギンスをはくとき、「ナプキンのラインが見えないように」と手に取るタンポン。生理の度に使用したり、特別なときにしか使わなかったり、と使用頻度は人それぞれだけれど、使用期限や生涯タンポンに費やす費用など、把握している? 意外と知らない、タンポンにまつわることを4つ、アメリカ版ウィメンズヘルスからご紹介。
Text: Moira Lawler Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
初の香り付きタンポンは、1971年、アメリカの生活用品ブランド『Playtex』から発売されたそう。今やどこからでも手に入るけれど、香り付きのタンポンは避けるべし。カリフォルニアの産婦人科医、リゼリン・ラ=フォレット医学博士によると、香り付きの生理用品はカンジダ膣炎のリスクを高めるばかりか、生理臭を強くすることもあるとか。香り付きの製品を使う代わりに、「ナプキンとタンポンを頻繁に取り替えて、膣周辺をドライな状態に保ちましょう」とフォレット医師はアドバイスしている。
4日間の生理中、1箱36本入りで800円弱のタンポンを6時間おきに取り替えたと仮定すると、女性は一生のうちに約15万円もタンポンに費やすことに。アメリカではタンポンに物品税がつくため、同国の女性は生理のせいで毎年18万円強を失っている。
タンポンの使用期限は、実は5年。「タンポンは生理用品ですが、殺菌されていません。つまり、保管方法を間違えば、細菌やカビが発生しかねないということです」とフォレット医師は注意を促している。バッグの中に何週間も入れっぱなしにしておくと、タンポンの使用期限はさらに短くなるそう。「バックの中でタンポンは、香水やほこりなど、その他の異質な細菌と接触します。こうして汚染されたタンポンを使うと、カンジダ膣炎や合併症のリスクが高くなります」
タンポンにはもう一つの知られざる役割がある。『Washington Post』誌によると、イギリスの研究によって、蛍光染料に浸したタンポンは、蛍光灯として水中で使えることがわかっているそう。以来研究者たちは、タンポンを使ってイギリスの廃水経路を追跡しているとか!
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
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