毎日のペースを落として、マインドフルな日々を送ろう
毎日のことを少し振り返ってみて。あなたは、普段どんなことにエネルギーを注いでいる? 仕事の膨大なToDoリスト、畳まなくてはならない洗濯物の山、時間を割かなくてはならない約束、食事や入浴や遊びに手がかかる子どもたち? このように「何かをする」ことに時間を割くことは、確かに日々の生産性を上げてくれることは間違いない。でも、1日のうちに自分の気持ちを振り返る時間はどのくらいある? 自分の気持ちというのは「今、自分はおなかがすいている?」といった話ではない。多分この質問への答えは「はい」だろうけれど、そういったことではなく、自分の体と真剣に向き合い、自分の感情のニーズや健康状態を把握することを指している。今回は瞑想を日頃から取り入れてほしい理由をご紹介。
COVID-19の大流行により、米国ではかつてないほどストレスレベルが高くなっている。この1年間で、不安な気持ちを落ち着かせ、より安らかに眠り、純粋に幸せを感じるための方法を探したことは何回あるだろうか? 瞑想はその解決法になりうるのだ。「瞑想とは、意識的に自分の考えや感情、そして体の感覚を目覚めさせることです。観察と受容という精神的空間の中でこれを実践するのです」と心理療法士のアンドレア・パーソンズ氏はいう。「瞑想は、私たちの思考、感情、体の感覚を批判するのではなく、それを観察することを求めます」
もしストレス解消のための手段が南国のバカンスに行く、遠く離れた恋人のところに行く、セラピストに定期的に会うことなど、ちょっと手が届かないと感じている人は、かわりに瞑想をするのがおすすめ。家にいながらにして、心と体のバランスを整えることができ、平穏な気持ちになったり、集中力が増したり、ぐっすり眠れるようになったり、かなりの効果が期待できる。
これまで瞑想に興味があっても、なかなか実行に移せなかった方は、今こそ始めてみてはどうだろう。確かに、瞑想は敷居が高いと感じるかもしれない。でも瞑想には間違ったやり方、というものがないことを知っていれば安心できるはず。瞑想のやり方としては、今この瞬間を大切にすること、自然の中を歩きながら自分の考えに注意を向けること、毎日20分の瞑想を続けることなど、さまざまな方法がある。瞑想をはじめるには、呼吸法やマントラ、ヨガなど、簡単で楽しい方法がたくさんあるので、自分のライフスタイルに合った方法を見つけてみて。
14日間の瞑想チャレンジで、自分のウェルビーイングにコミットしてみて。例えば、こういったことを2週間の中でやってみよう。
・目的をセットする・食べているものに意識を向ける・感謝する・体をチェックする・マントラを唱える
※この記事はPreventionより翻訳されました。
Text:Nicol Natale / Translation:Noriko Yanagisawa
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