近年、出産後の体に対して、自信を取り戻すことに苦労していると打ち明けるセレブたちは多い。ソーシャルメディアスターのロッティ・トムリンソンは、妊娠中に体重が22kg増え、インスタグラム上で自分の体型をみせることに強く抵抗感を抱いていたと告白。一方で先月は、リアーナの出産後の体型に関する議論が巻き起こるも、議論の対象にすべきでないと多くの人々が声を上げた。

これに対し、英国モデルのイスクラ・ローレンスは、次のように言及した。この問題の一端は、女性が出産後の体を「隠す」ように奨励されていること。これが親米ママたちに誤ったメッセージを伝えている。2020年に息子を出産した現在32歳のイスクラは、女性が出産後の姿を「隠す」べきだという思い込みに反論する力強いコメントをインスグラムに投稿した。今回は、イギリス版ウィメンズヘルスからこの内容の詳細を見ていこう。

ランジェリーを着用し、幼い息子を抱っこする動画に以下のキャプションを添えて。「この投稿は、私に産後の体を隠すべきだといったすべての人に向けて。私はママになった。そして今、ランジェリーブランド『Lounge』でモデルをさせてもらえることも、母親であることも、どちらも誇りに思っているし、同時に起きてよいことなのよ」

500万人を超えるフォロワーに向けて、彼女は続けた。「どちらかというと、私は今が人生で一番自信に満ちている。私の体が成長してこの世に命を生み出したんだから。自分の体には感謝してもしきれない。これを当然のことだとは決して思わない」

「私たちは、体を部位ごとにみられ、よい悪いと評価を受けたり、過度に性的な関心を向けられるような社会で生きている。特に産後は、体を隠すように、元の体型に早く戻すようにっていわれるけど、実際は、産後の体をもっと祝福するべきだと思う」

この力強い投稿には44,000を超える「いいね」が付き、何百人ものソーシャルメディアユーザーが次のようなコメントを残した。「すべてに賛同!」「やりたいことを貫いてねママ! 声を上げて、誇りに思って!」「ラブ ラブ ラブ! 全部私に必要だった言葉」

2020年4月、イスクラはボーイフレンドのフィリップ・ペインとの間に第一子を迎えた。彼女は以前、雑誌の取材で、妊娠中の予期せぬプレッシャーについても告白。「妊娠して、バランスの取り方がわからなくなった。体とのつながりを失ったようにも感じたわ」

「テキサス州オースティンにある自宅で息子を出産したの。産後はとても感情が揺れ動く日々を過ごしたわ。賞賛や批判が入り混じった多くのメッセージが寄せられて、早く「元の体型に戻す」ことを強調するかのような、社会的な期待が向けられていたから。私はただ、フィットネスと自分を新たに再発見することだけを考えていたんだけどね」

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: LAUREN CLARK Translation: Yukie Kawabata