瞑想をすると、免疫力アップも期待できるって本当?

これはpollの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。

科学専門誌『PLOS One』に掲載された研究では、390名の被験者がインフルエンザのワクチン接種を受け、一部の人は瞑想コース、他の人は一般的なグループエクササイズに参加した。8週間後、瞑想をした人々は「体の調子が17%良くなった」と感じただけでなく、他のグループの人に比べて病気で会社を休む回数も少なかった。

「瞑想をすることで(風邪などの)症状にうまく対処できるようになるのでしょう」と話すのは、米マサチューセッツ大学ウースター校医学部に所属するマインドフルネス研究員のジェイムズ・カーモディ。

「風邪をひいたということばかり考えていると、ますます嫌な気分になりますよね」。でも、瞑想をすると「他のことに意識を向けられるようになるので、不快な思考にとらわれることがなくなります」

瞑想が免疫力を強くすると言われる所以は他にもある。まず、瞑想は免疫反応を弱くする心理的な負の要素(ストレスなど)を排除するのに役立つ。また、瞑想は体の抗体づくりをサポートするため、病原菌、感染症、毒素を撃退するのが楽になる。さらに、1日たった13分の瞑想で集中力の持続時間が長くなり、記憶力が良くなり、生産性が高くなることを示す研究結果も存在する

これを機に、あなたも瞑想を始めてみては?

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。