「いつも同じ食品を選ぶことで、選択肢に迷ったり、結果として誤った選択をすることが避けられます。ですが、食事に多様性を加えることはとても重要です」と、コフ。「私のクライアントの多くは、主に卵や鶏肉、グリークヨーグルトからタンパク質を摂取していますが、もっと健康的なタンパク質源を追加し、さまざまな食品を食生活へ取り入れるように提案しています」
タンパク質はどのくらい摂るべき? 著書『The Pinterest Diet: How to Pin Your Way Thin』を執筆した管理栄養士のミッツィ・デュランが言うには、体重によって異なる。デュランいわく、基本的に健康な成人は、体重1kgに対し0.75gのタンパク質を摂る必要がある。例えば体重が63kgある人は、1日あたり105gのタンパク質が必要になる。最近人気の高タンパク質ダイエットの影響により、タンパク質を摂り過ぎている人もいるけれど、十分に摂取できていないクライアントも多く、それがさまざまな健康問題の引き金となっているという。
「タンパク質の不足がもたらすデメリットの一つに、タンパク質の重要な役割である満腹感を得られないことが挙げられます」と、デュラン。「私のクライアントの多くは、炭水化物や砂糖が多く含まれている食品を摂り過ぎてしまっています。これは、過食を招く悪循環となり、減量の妨げにつながるのは言うまでもありません」。タンパク質が豊富な食品を食べれば食べるほど、満腹感が持続するため、食べたい欲求を健康的に管理することができる。
管理栄養士のコフが、自身のクライアントに毎週取り入れるように勧めている高タンパク質源はこちら。