レッドカードは、審判が自分に出すこともできる!
日々激しい争いが繰り広げられているスポーツの世界には、競技ごとに独自のルールが存在。そのなかから、実は意外と知られていないなんともユニークな掟をここにご紹介。テニスやサッカー、野球、フェンシングに水球まで、知っておけば夏のオリンピック観戦をもっと楽しめるかも!?
Photos: Getty Images
コートを横切ろうとした鳥にボールが当たってしまった場合、そのポイントはやり直しになる。いっぽう、審判台にボールが当たると相手の得点となってしまう。審判台に当たったボールが相手のコートに入っても、それは無効となるそう。
レッドカードは、選手だけでなく審判にも適用される。審判が自身の行いを反省し、自分にレッドカードを出して退場したという事例が実際にある。また、ベンチにいる控えの選手も同様にカードが出されることがあり、スポーツマンにあるまじき態度や暴言などを吐いた場合、たとえベンチにいてもイエローカードやレッドカードが適用されることも。
出場選手は、常にシングレット(ユニフォーム)の中にハンカチを携帯していなければならない。これは試合中に出血した際にすぐ血を拭けるようにというマナーからきているものだそうで、選手は持っていないと注意を受けてしまう。
サッカーなどは少ない人数でも戦うことはできるが、野球の場合、チームの人数が9人以下になると自動的に負けが決まってしまう。そのために控えの選手がいるが、その控えの選手も出られず人数が足りない場合は、相手チームの勝利となってしまう。
ゴルフ場に入ってきた犬がゴルフボールを咥えて移動させてしまった場合は、その犬がボールを離した地点から再スタートしなくてはならない。ちなみに犬つながりで言うと、モグラやウサギが掘った穴にボールが入ってしまった場合はペナルティなしで救済を受けられるが、犬が掘った穴に入ってしまった場合は、そのままの状態から続けなくてはならない。
シャトルの落下点が見えず判定ができなかった際、線審は両手で目をふさぎ「見えなかった」というジェスチャーで合図をする。その場合、判定権は主審に移る。
タオルで汗をぬぐえるのは、「5-7」「9-9」など両選手の点数の合計が6の倍数の時のみ。かつてはこのルールは存在しなかったが、相手のペースを乱すことに使われる可能性があるために生み出されたそう。
女子選手のビキニのサイドは「7センチ以下」というルールがある。「以上」ではなく「以下」なので、もっと細くしたい場合はしてもOK。ただし2012年以降、女子はショーツや長袖、ボディスーツの着用も認められている。
試合が行われるのは、「ピスト」と呼ばれる1.5~2.0m×14mほどのスペースだが、この場所を離れることは、審判のジャッジを受け入れた(=負けと言い渡された場合、負けを認めた)こととなる。過去には自分に下された負け判定に納得できないと、ピストを45分間も去らなかった選手もいる。
演技中、リボンやフープなどの道具が破損してしまったり、または天井の梁に引っかかってしまったりしても、選手は演技をやり直すことはできない。また、その破損や引っかかり自体への減点はされないが、その結果に対しては減点される。
故意に相手選手の股間を掴んだり、故意に顔に水しぶきをかけたりすることは禁じられている。が、水面下で行われていることは審判からは見えにくいうえ、故意ではないと見せかけて相手の視界を遮るように水しぶきを上げたりすることも行われるそう。
もしパドル(櫂)が破損してしまった場合、選手は新しいパドルを与えられず、そのまま続行しなければならない。
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