代謝促進や姿勢改善などに役立つ体幹トレーニング。鍛えるにはさまざまな方法があるけれど、今回紹介したいのは動物の動きを真似た「アニマルフロー」を取り入れたトレーニング方法。“動ける体”を目指すことで、リバウンドしない太りにくい体を作ろう。教えてくれるのは、フィットネスインストラクターのTANIAさん(@taniatikeda)。動画を見ながら、一緒にトライしてみて!

体をバランスよく整えられる「アニマルフロー」って?

体をねじったり、四つん這いになったり、動物の動きを応用し自重を使ってトレーニングする方法が「アニマルフロー®」。部分的に筋肉を鍛えるのではなく、ダイナミックな動きの中で全身を使っていく。そのため、体の柔軟性や関節の可動性、安定性や持久力までさまざまな身体能力の向上が期待できるというわけ。

体が柔らかくなって巡りがよくなったり、インナーマッスルがつくことによって脂肪燃焼や代謝アップにも繋がるので、全身を引き締めながら太りにくい体を目指せる。器具要らず、しかも短時間でじわっと汗をかけるトレーニングメソッド、ぜひお試しあれ!

TANIAさんが教える、3つの動きで脂肪燃焼。10min体幹トレーニング

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
【自宅/器具なし/初心者OK!】本来の体の機能を呼び覚ますアニマルフローで体幹トレ| Women's Health JP
【自宅/器具なし/初心者OK!】本来の体の機能を呼び覚ますアニマルフローで体幹トレ| Women's Health JP thumnail
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STEP1. ビーストアクティベーション

「ビーストポジション」のやり方
手と足を肩幅、ひざはおへその真下に合わせて四つん這いになり、ひざを床から1cm浮かせる。浮かせるときにお尻を上げるのではなく、地面についている手と足で地面を押すのがポイント。

STEP2. サイドキックスルー

呼吸は止めず、脚を伸ばすときに息を吐くとグッド。力が抜けないよう、常におなかを意識して。

STEP3. フロントステップスルー

足を大きく前に踏み込む際、手より前に足がつかない場合、手の横にステップしてもOK。無理のない範囲で行おう。二の腕、おなか、お尻、脚、全身の筋肉を使っていることを実感できるはず。

■トレーニングを教えてくれたのは……

 

TANIA@taniatikeda アニマルフローインストラクター、パーソナルトレーナー)

関西中心にアニマルフローの講師を務めると同時に、フィットネスのリトリートやイベントを企画。2020年にIKIGAI スタジオをオープン。日本ではまだあまり浸透してないアニマルフローを多くの人に提供し、運動をする楽しさと気持ちよさを自身の経験を生かしてレッスンを行っている。モットーは「健康な生活、健康な体、健康な人生」。

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Sawako Motegi
コントリビューティング・エディター

スポーツファッション・サステナブルの記事を担当。山梨県の富士河口湖町へ移住し、オンラインを駆使して取材活動を行う。フェミニズムや環境問題などの時事ネタやニュース、人を掘るのが得意。  2020年までウィメンズヘルス編集部に在籍。