米マウントサイナイ・アイカーン医科大学皮膚科学臨床准教授のゲイリー・ゴールデンバーク医学博士によると、髪が白くなるのは毛包のメラニン色素が不足するため。毛包にあるメラニン形成細胞の数は変わらなくても、メラニン形成細胞が徐々に働かなくなると、髪の色が白くなる。白髪には50/50のルール(人口の50%は50歳までに白髪が生える)というものがあるので、若白髪は珍しいようだ。
とはいえ、若い人にも白髪が生えるのは事実。認定皮膚科専門医のジョシュア・ツァイヒナー医学博士は、「両親のどちらかに若いうちから白髪があった場合には、あなたにも早い段階で白髪が生える可能性は高いですね」と説明する。そして、もちろん遺伝にはあらがえないみたい。