ずっとワークアウトを続けると、免疫力が下がってしまうって知ってた?
正しく行いさえすれば、有酸素運動と筋力トレーニングの最強コンビであるクロスフィットなどのHIITで脂肪は燃え、結果も素早く出ることに疑いの余地はない。次世代フィットネススターであり#fitspoのブルック・ビヴァンもHIITを熱心に支持している。2つの大事故からの回復にHIITを用い、かつてないほどフィットな姿で戻ってきた。
パワーリフティングやプライオメトリクスなどの筋力トレーニングで、夏本番の今、減量に拍車をかけることは出来る。でも最先端生理学ジャーナルに掲載された新たな研究結果によると、オフ日を作るのはいい考えなんだそう。
ブラジルの研究チームは、何日も連続してワークアウトすることで、炎症を防ぐタンパク質であるサイトカインが体内で減少することを発見。つまり、月曜から日曜まで続けてワークアウトに励むと、免疫力の低下に繋がってしまうそう。
この研究文献の筆頭著者であるラミレス・ティバナ博士は、「アスリートではなく、クロスフィットによって健康と生活の質を向上させたい人には、免疫抑制を避けるために、高強度トレーニングを2日連続して実施した後はトレーニング量を減らすことをおすすめするよ」
言い換えれば、あの厄介なオフィス風邪から身を守るためには、2日連続のワークアウト後はHIITから一時退却するということ。“今日のワークアウトメニュー”をハタヨガレッスンに替えたり、ネットフリックスで自分を甘やかしてみても良いかも?
Text: Anthea England Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images