<目次>

  1. トレッドミルとは?
  2. トレッドミルが必要な理由とは?
  3. 家庭用トレッドミルの選び方
  4. デスク下に置ける! 家庭用トレッドミルのおすすめ4選

トレッドミルとは?

selectively blurred detail of legs running on a treadmill a warm light enters through the window in the background
Karlos Garciapons//Getty Images

トレッドミル(treadmill)とは、回転するベルトの上を歩行する運動器具のこと。ウォーキングマシンやランニングマシン、ルームランナーとも呼ばれ、おもに室内で有酸素運動(ウォーキングやランニング)を行うことを目的に使用される。

今回は在宅ワーク中心の人のために、ウォーキングを日課にしやすいようデスク下に置けるコンパクトなマシンに絞ってご紹介する。

トレッドミルが必要な理由とは?

woman at standing desk home office talking on business video call
martin-dm//Getty Images

家庭用としてトレッドミルを導入すべき理由とは……。これについて、ランニングニュース、トレーニングのアドバイスなどランナーに向けた情報を発信するWebマガジン『Runner's World』で解説されているので参考にしてみよう。

「家庭用トレッドミルを稼働させて、1日中動き続けることで消費カロリーが増えるため、健康管理に役立ちます」と話すのは、スポーツカイロプラクティックと、ストレングス&コンディショニングの認定スペシャリストであるマット・タンネバーグ

「トレッドミルの使用中は、イスに座ったままではなく立っているので首や背中が痛くなるリスクを軽減することができるでしょう」とも説明している。

ここで疑問に浮かぶのは、効果的なワークアウトのためには日々どれくらいの時間、トレッドミルを使うべきかというということでは? スポーツカイロプラクティックの専門家・タンネバーグは、1時間から2時間のセッションから始め、休憩を挟みながら途中で座ることを提案。

「自分の体がどのように反応しているかを観察し、やりすぎていないかどうかをチェックしましょう」とアドバイスする。

またワークアウトの時間を十分に確保できない日や雨が降っているときでも、デスクにいながらにして体を動かし、カロリーを消費できるのがトレッドミルのメリットだ。

タンネバーグによれば「デスク下で行うウォーキングは、健康的な運動習慣を補う意味でもおすすめできます」とのこと。

家庭用トレッドミルの選び方

woman at home office is walking on under desk treadmill
martin-dm//Getty Images

今回取り上げるウォーキング向きの家庭用トレッドミルは、ジムに設置されているような一般的なランニング用とはスペックが異なるため、選び方はいたってシンプル。その上、ランニング用と比較すると元々付いている機能が少ないため、価格が抑えられている。まずは3つのチェックポイントを意識しながら選んでみて。

サイズをチェック

多くの場合、自宅やオフィスに設けられた「ワークスペース」は1つだけ。そこでトレッドミルに場所を占領されないためにも、できるだけ収納しやすいものを選ぼう。

またトレッドミルに乗れば、“仕事をしながら歩く”ことが可能になるけれど、座りたいときだってあるはず。使用しないときにすぐに片付けれらるよう、軽量で移動しやすいものがおすすめだ。折りたたみ式だとなおGood!

スピードをチェック

成人の歩行速度の平均は時速約4.8km(※)で、ウォーキング用のトレッドミルは時速0.8~6.4kmの範囲で設定できる製品が多い。

もしトレッドミルを使って走り込みをしたい人は、ランニングに対応できる速度と安定性を備えているかどうかも確認して。製品よってはランニングに適したものもあるけれど、ほとんどのデスク下に置けるトレッドミルにはつかまるためのハンドルが付いておらず、速いペースで歩いたり走ったりするのは少し難しいかも。

(※)エディター注:PCの操作中は時速約3kmといわれている

その他の機能性をチェック

トレッドミルは使い終わったらスムーズに片付けられるかどうかだけでなく、使用中に操作しやすいかも重要に。多くの家庭用トレッドミルの場合、歩行スピードの調整などリモコン操作ができるのが嬉しい。

また家庭やオフィスでトレッドミルを使用すると、音が気になることがあるので、ベルトの稼働音がなるべく静かなものがおすすめ。このほか、足を踏み外したときに自動で停止する機能や、しばらく使わないでいると電源が切れる「省エネモード」など、安全面も考慮して。

デスク下に置ける! 家庭用トレッドミルのおすすめ4選

KingSmith WalkingPad A1

KingSmith WalkingPad A1

 WalkingPad A1

KingSmith WalkingPad A1

¥59,999
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Credit: Amazon

キャニスター付きで移動させやすい小型トレッドミル、WalkingPad A1の注目点は特許済みのフッドスピードコントロールにあり! つまり、内蔵のセンサーにより歩く位置でスピード調整ができるというわけ。

ベルトは3つのゾーンに分けられ、前の方を歩くと、どんどん速度が上がっていき、後ろの方を歩くと速度が下がるという仕組みだ。連続使用時間は最大で120分。

  • サイズ:D143.2×W54.7×H12.9cm

Maksone 電動ルームランナー

Maksone 電動ルームランナー

電動ルームランナー

Maksone 電動ルームランナー

¥37,999
Credit: Amazon

組み立て不要で、届いてからすぐに使えるこのトレッドミルには、12種類の運動プログラムを搭載。リモコン操作ができるので、好みや体調に合わせたウォーキング・ランニングが実現する。

また、幅が広くとられたランニングベルトは5層になっており、運動中の衝撃を吸収。とくに大きな負担がかかりやすい膝に配慮した仕様となっている。

  • サイズ:42×105cm(ランニングエリア)

UMAY トレッドミル

UMAY トレッドミル

トレッドミル

UMAY トレッドミル

¥37,500
Credit: Amazon

UMAYのトレッドミルは省スペースで動かしやすく、一般家庭や小さなオフィスにおすすめ。折りたたんだときのサイズは約D136.4×W59.9×H14.9cmとコンパクトだから、使わないときはデスク、ベッド、ソファーの下などに収納して。

付属のLEDディスプレイでは距離、時間、速度、カロリーをリアルタイムで確認でき、「デスク下ワークアウト」のモチベーションアップにつながるはず!

  • サイズ:D136.4×W59.9×H14.9cm

KingSmith WalkingPad C2 S1

Kingsmith WalkingPad C2 S1

WalkingPad C2 S1

Kingsmith WalkingPad C2 S1

Now 28% Off
¥54,800
Credit: Amazon

国際的なプロダクトデザイン賞である「レッド・ドット・デザイン賞」にも輝いたスタイリッシュな薄型デザイン。

走行モードは2つを備え、マニュアルモードならリモコンで時速0.5km~6kmまで0.5kmきざみの細やかな速度調整が可能に。自動走行モードなら、足元で速度調節ができ、ウォーキングから軽いランニングまで、シーンや体力に合わせたワークアウトに対応している。カラーバリエーションにはレッドのほか、ブラック、ブルー、イエローもご用意。

  • D144.5×W51.8×H12.5cm

※この記事に含まれる翻訳は、抄訳です

Runner's World

Headshot of Tetsu Ishihara
Tetsu Ishihara
Commerce Editor

1994年生まれ。商業施設のポスター・館内ツールの編集、ファッションECサイトのコンテンツ制作を経験後2021年に入社。ハーストグループのデジタルメディアを横断しながら、ライフスタイル記事全般を担当している。とくに好きな分野はキッチンツールや食器、睡眠グッズ、ジュエリーなど。週末は古曲・宮薗節を修行中。