健康管理やダイエット記録で必要な「体重計・体組成計」。最近では、体重が測れるだけでなく、体脂肪率やBMI値、筋肉量など幅広い項目の計測に対応したアイテムもたくさん。今回は、体重計・体組成計の違いや特徴、おすすめの製品をご紹介！
【目次】
体重計と体組成計の違い（特徴）は？
体重計
体重だけ管理できればよいという場合は、「体重計」がおすすめ。体重計の場合、体組成計と比べると計測できる項目が少ないため、価格はリーズナブルなのが特徴。電池交換や初期設定の必要なく、誰でもすぐに使いはじめることができる「アナログタイプ」と、デジタル形式の数字で表示するため、細かく数字を量ることができる「デジタルタイプ」の2種類がある。最近では、BluetoothやWi-Fiでつなげられるモデルも人気だ。
体重計は、こんな人におすすめ！
□体重だけ知りたい人
□デジタル機器が苦手な人
□体重計にはあまりお金をかけたくない人
体組成計
体重に加えて、体脂肪率や基礎代謝量も計測できるのが「体組成計」。筋トレやダイエットを行っていて、日々の変化をしっかり把握したいという人におすすめ！ 体脂肪率が落ちて、基礎代謝があがっているかなどの、体重以外の目安があることで健康な美ボディを目指すことができる。また、腕や脚、お腹周りなど部位ごとに体脂肪率を量ることができるものだと、絞るべき場所が明確になり、ダイエットの目標設定がしやすいのもメリット。最近では、BluetoothやWi-Fiでつなげられるモデルも人気だ。
＜体組成計が測定（推定）できる数値＞
- 体重
- BMI値
- 体脂肪率
- 内臓脂肪
- 筋肉量
- 骨量身体の中の水分量
- 基礎代謝 など
体組成計は、こんな人におすすめ！
□自己管理をしっかりしたい人
□体重以外のダイエットの目標設定をしたい人
□アプリで記録を管理したい人
おすすめの体重計と体組成計10選
体重計①：安くて、電池不要。体重を量るだけでいい「シンプル」派に
0～最大130kgまで測定可能な「アナログタイプ」の体重計。電池切れを気にする事なく使用することができ、見やすい大きな目盛版が特徴。
体重計②：体重を量るだけでいい。でも「デザイン」性は大切にしたい
こちらのアナログ体重計は、モダンなデザインだから、出しっぱなしにしておいてもインテリアのアクセントとして活躍してくれるのが魅力。最大で120kgまで計ることができる。
体重計③：乗るだけで電源オン、デジタル体重計
安心感のある、日本のタニタ製のデジタル体重計。ボタンを押さずに乗るだけで電源が入る便利なステップオンタイプで、暗いところでも見やすい赤色LEDを採用している。
体重計④：薄型！ 収納しやすいものを探している人へ
表面に水や汚れが付きにくい強化ガラスで、2.3cmの超薄型だから収納しやすいのがうれしい点。こちらも乗るだけで電源がオン・オフできるタイプ。測定範囲は、3kg～180kg。
体組成計①：筋肉の質にこだわる。世界初（※）「筋質点数」を表示
体重に加え体水分率・推定骨量・脈拍なども測定できる体組成計。タニタは加齢や運動習慣により筋肉の状態が常に変化していることに着目し、この「筋肉の状態」を「筋肉の質」と呼び、点数で表示してくれる。筋質点数の変化から、コンディションを把握できるのが特徴。
測定項目：体重/BMI/体脂肪率/部位脂肪率/筋肉量/部位筋肉量/筋質点数/部位筋質点数/基礎代謝量/内臓脂肪レベル/体水分率/体内年齢/推定骨量/MBA判定/脈拍数
（※）2016年10月現在、TANITA社調べ。
体組成計②：Wi-Fiでの自動データ転送で使いやすい！
スマートウォッチが人気の「ガーミン」の体組成計。アプリ上でデータ連携ができるので、すでにガーミンのスマートウォッチを使っているなら、これが最適！ 今日の天気予報が表示されているのも、起床後に体重計にのるモチベーションになるはず。
測定項目：体重/体脂肪率/BMI/体内水分量/骨格筋量/骨量
体組成計③：豊富な計測項目で、体を知る
両手と両足で測定するタイプの体重体組成計。両手両足から全身に微弱な電流を流すことで、体幹・両腕・両足といった部位別の体組成が分かる。自分の意志で動かすことのできる筋肉「骨格筋」を量ることができるのが、ほかの体組成計にはない魅力。
測定項目：体重/体脂肪率/骨格筋率/部位別骨格筋率/BMI/基礎代謝/体年齢/皮下脂肪率/部位別皮下脂肪率/内臓脂肪レベル
体組成計④：フランス生まれのスマート体重計
データの表示がフランスのメーカーらしいおしゃれなデザイン。心拍数を計測する機能がついており、心臓血管の健康状態を確認できるのが特徴だ。「Health mate」というアプリを使って、データを管理できる。
計測可能項目：体重/体脂肪率/BMI/筋肉量/体水分/骨量/心拍数
体組成計⑤：入力する情報は身長だけ。業界初の年齢、性別を排除した家庭用体組成計
「インボディ」はもともと医療用として研究・開発されたもので、世界110ヶ国以上の病院でも使用されていて、体脂肪率などのデータの正確性は抜群。また操作が簡単な、組成管理アプリ「インボディ」で、情報を管理できる。
計測可能項目：体重/体脂肪率/骨格筋量/内臓脂肪（アプリ内にBMI・基礎代謝表示可）
体組成計⑥：コスパがよい、シンプルな体組成計
体重変化が詳細に把握できるように、50グラム単位の精密な測定が可能な「エレコム」の体組成計。ほかの体組成計に比べるとシンプルな測定内容だけれど、健康管理をしていくうえでは、十分な機能が備わっている。
計測可能項目：体重/体脂肪率/BMI/内臓脂肪レベル/骨格筋率/骨量/基礎代謝量
まとめ
健康的に過ごしていくために、自分の体は自分で管理していこう。数字で見るのが嫌だという人は全身鏡もおすすめ。
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。
