使用期限が記載されていない日焼け止めもあるけれど、米国食品医薬品局は、効力が3年間変わらない日焼け止めだけを認可している。よって、使用期限が書かれていない日焼け止めを買った場合は、米国皮膚科学会のアドバイスに従って購入日を書いておき、3年たったらゴミ箱へ。
また、日焼け止めをビーチに持っていくときは注意が必要。認定美容外科医のランス・ブラウン医学博士によると、熱や紫外線を直接浴びた日焼け止めは、使用期限より早く劣化することがある。
日焼け止めが劣化していないことを確かめたいなら、液体の変化に目を光らせて。見た目、匂い、手触りがおかしいと思ったら、それが捨て時。米国皮膚科学会によれば、日焼け止めの色や濃度に変化が出るのも捨て時のサイン。
でも、これだけは忘れないで。UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)の両方から肌をしっかり守りたいなら、日焼け止めを“たっぷり”塗ること。ファイン博士の話では、露出した肌(全身)に対してはショットグラスくらいの量を使用して、2時間ごとに塗り直すべき。それだけの量を塗っていれば、使用期限の心配をすることもなくなるはず(100g強のボトルには4回分しか入っていないことになるから)。
結論:使用期限を過ぎた日焼け止め、色や匂い、濃度が変わった日焼け止めは捨て、新しい日焼け止めを購入するべし。
※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。
Text: Emily Abbate and Alisa Hrustic Translation: Ai Igamoto
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