自分が “やるべき” ヘルシーなスキンケアは理解しているつもり。やってはみるものの、寝る前にメイクを落とす気にはやっぱりなれない日があることも自覚している。
そこで疑問が生まれる。かなり多忙な生活を送る一般的な人間の女性が実際に見逃している、重要なスキンケアのステップとは何なのだろうか? あなたの普段のスキンケア習慣を皮膚科専門医が心から期待する内容と比べてみよう。
まずは一番大事なことから。毎晩メイクを落としてから寝てる?
前述の通り、分かってはいる。でも、寝る前にメイクを落として顔を洗うのは本当に大事。これで蓄積したあか、汚れ、皮脂を取り除き、ニキビや炎症を防ぐことができるから。特にアイメイクを落とさずにいると、感染症をはじめとする厄介な問題につながりかねないかも。
毎日欠かさず日焼け止めを使ってる?
日焼け止めは本当に毎日必ず塗るべき。日焼け止めを単なる日焼け防止剤というより、むしろアンチエイジング美容液と考えてみて。結局のところ肌を紫外線ダメージから守ることで、シワやシミといった肌の老化を引き起こす有害物質も撃退できるみたい。
毎日必ず日焼け止めを使えば、とても80歳には見えないアメリカ人女優のジェーン・フォンダと同じくらい若々しくいられるはず!
アイクリームは使ってる?
アイクリームは、かなり効果的と言われる。ほとんどの商品には腫れぼったさや目の下のクマを軽減する成分や、目尻の小ジワをケアするレチノールなどのアンチエイジング成分が含まれている。アイクリームがしっかり浸透し、一晩かけて肌に魔法をかけられるよう、夜のスキンケアに取り入れてみて。
保湿液はオプション、それともマスト?
筆者は、若い頃は保湿液を一度も使わなかった。もともとオイリー肌だから、既にピザみたいに油っこい肌に保湿液を塗るなんて、考えただけでも恐ろしかった。でも今は、重たくないのに肌を健康な状態に保ってくれるオイルフリーの保湿液を愛用中。ニキビ対策用の商品はつっぱるものが多いので特に重宝している。
あなたの肌タイプが何であれ、保湿液は大切。肌バリアを守って炎症や感染症をしっかり予防して、肌を潤してくれる。自分の肌に合うものを見つけて、それを使い続けて。
ホクロのチェックはしてる?
ホクロはとても小さく無害なので、がん性のものを非常に見逃しやすい。1年に2~3回は肌をチェックして、新しいホクロができていないか、前からあるホクロが何らかの変化を見せていないかを確認すること。裸の自分を熟知して。
ニキビは潰す?
これはスキンケアによくある過ちの一つ。何を隠そう私は今でもときどきやっている。心の中にいる10代の自分が、その大きな白い塊をプチッとやっちゃえと叫んでいても、ニキビを潰すと肌に新たな細菌がすみ着き、感染症を引き起こしたり跡になったりするだけなので、そのままにしておこう。
※ニキビや肌トラブルなどの悩みが深い場合は、自己判断せずに医療機関を受診することをおすすめします。
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Jessie Van AmburgTranslation: Ai Igamoto Photo: Getty Images
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。