ヴィクトリア・ベッカムは、若かりし頃に抜きすぎて生えてこなくなった眉毛を「夫にも見せない」と言うほど気にしている。

2023年7月に結婚24周年を迎える4児の母は、TikTokで衝撃的な告白をした。でも、その内容には多くの人が共感するはず。

現在49歳のヴィクトリアは6分間の動画のなかで、自分の眉毛が1990年代~2000年代の細眉トレンドのダメージから回復しておらず、その見た目を筋金入りのテクニックで可能な限り誤魔化してきたことを明かした。

「眉毛を描いていない状態を人に見せるのは、これが初めて。私の夫ですら見たことがない。これが私のコンプレックス。かなり気にしているのよね」

「ご覧の通り、何年も眉毛を抜きすぎていたせいで、ところどころに隙間があるの。(眉頭を指しながら)この辺よ。横のほうも、かなりの数が抜けたまま」

「抜きすぎて眉毛が大きなコンプレックスになってしまった。左右のエッジ(眉山から眉尻にかけての部分)も埋めなきゃいけない」

そこでヴィクトリアは、自身のビューティーブランド『ヴィクトリア・ベッカム・ビューティー』の力をもって、自分を含む多くの人の問題を見事に解決。

このTikTok動画でも、ポマードのパフォーマンスとマイクロブレーディングの繊細さを掛け合わせた新作「ベイビーブレイド・アイブロウペンシル」を紹介した。

普段は2色のペンシルで理想的なアーチを作るというヴィクトリアは「ずっとパーフェクトな商品を探していた」と説明する。「細かいところも正確に描けるくらい小さくて、1日中落ちない商品を。せっかく完璧な眉毛を描いても、落ちてしまったら意味がない」

「これは、とても小さな(アイブロウ)ペンシルで、先端に付いているブラシは眉毛を根元から立ち上げるのに便利。ブロウラミネーションみたいな仕上がりになる」

ファッション&ビューティートレンドを何年も牽引してきたヴィクトリアではあるけれど、意外にもフサフサの太い眉毛が大流行したことで、数十年前の代償を支払う形となってしまった。

「この商品には、すっかり虜。このペンシルのおかげで罪悪感が薄れたし、自分に自信が付いたと思う。先ほども言ったように、眉毛を抜きすぎた過去の自分、その結果としてのいまの眉毛が大きなコンプレックスになっていたから」

「でも、世間の人に私の眉毛が隙間だらけと思われることはない。逆に超自然と思われているのは、成分のよさだけでなく、この小さなペンシルなら眉毛の1本1本が正確に描けて、すごく自然な仕上がりになるという証拠。ベタ塗りした感じにならない。ゴージャスでフサフサの眉毛になる」
 
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Emma Gritt Translation: Ai Igamoto

Lettermark
Emma Gritt
Multiplatform Director

Emma Gritt is the Multiplatform Director of Women's Health UK. 

I am passionate about all things "woo", beauty gadgets and treatments; cooking; travel; spa visits; gardening; lusting over homeware; animals and nature. I'm also a huge bookworm, and always have at least two books on the go!  

When I'm not working, I enjoy playing tennis, swimming, cycling, pilates, and looking for new treasures to sell in my antiques cabinet. 

Prior to joining WH in 2022, I worked as a digital journalist and senior editor at national newspapers, radio stations and at international content agencies.  

Headshot of 伊賀本 藍

ウィメンズヘルス立ち上げ直後から翻訳者として活動。スキューバダイビングインストラクターの資格を持ち、「旅は人生」をモットーに今日も世界を飛び回る。最近は折りたたみ式ヨガマットが手放せない。現在アラビア語を勉強中。