脂肪燃焼効果は?
ウェイトトレーニングはトレーニングをして1時間後には代謝がぐっとあがる。これは、身体が筋肉の修復をはじめるため。
「筋肉は脂肪よりも代謝が活発なので、筋肉が増えれば燃焼するカロリーも増える。それだけでなく、筋肉があることで脂肪がつきにくくなる」とエクササイズ生理学の専門家、レイ・ブリーン医師。
食欲を抑える効果は?
ウェイトトレーニングも食欲を抑えるが、有酸素運動とはまた違った形だそう。
残念ながら食欲が抑えられるのは、運動したあと1時間まで。それ以降は、筋肉の修復や増強のためにエネルギーが必要になり、空腹を感じてくる。特に女性の身体は、もともと妊娠や授乳のために体重を保とうとしてしまうので、これに加えて空腹感と戦うことはなかなかむずかしい。
身体には?
「よい点としては、筋肉は部分ごとについているので、特定の部位を狙って鍛えることも可能なこと」とブリーン氏。
たとえば、スクワットをしたのなら、太ももの裏や大殿筋に効果が出る。ただ、有酸素運動も加えないとなかなか外からはその結果が見えにくい。研究では、ランニングと筋力トレーニングの両方をやった方が、ただ筋力トレーニングだけをやったときと比べて3パーセント以上の結果が出たという。
What's Better for Fat Loss, Cardio or Weights?