Dog, Canidae, Mammal, Dog breed, French bulldog, Bulldog, Skin, Companion dog, Snout, Carnivore, pinterest

アメリカのコメディ番組では、女性をデートに誘うために男性が犬を飼い、最後はラブラブになるのが定番。犬を飼うなんて話の種にしかならないような気もするけれど、実はまともな戦略なのだとか。

というのも、犬を連れていると近寄りやすくて思いやりのある、とてもハッピーな人 (言い換えれば完璧な恋人) に見えるんだそう。

しかも、米国インディアナ州のキンゼイ研究所でシニア研究員を務めるヘレン・フィッシャー博士によると、自分以外の生命に気を配り大切に育てる姿は、男性の生殖本能を刺激する要素。

ニューヨークタイムズ誌に対してフィッシャー博士は、「犬を飼っていることで人に伝わることがある」 と語る。

「あなたが生き物を大切にし、予定をしっかり守り、餌をあげるために帰宅する人であることが分かる。生き物に愛を与え、散歩したり時間をともに過ごしたりできる人だと分かる」

さらに、大手出会い系サイトのMatch.comが最近行ったアンケート調査の結果、犬を飼っているかいないかによって運命が完全に左右されることが判明。

アンケートに参加した1,200名の1/3近くが、現在の相手が犬のオーナーだからこそ “余計惹かれている” と回答したそう。

また、ペットを検討中の人と付き合いたいと答えた人は全体の半数以上にのぼり、大多数がペット嫌いな人とは交際を考えないことを認めたみたい。

この研究論文の筆頭著者であるピーター・B・グレイによると、「一般的には、男性よりも女性の方がパートナーを選ぶ目が肥えている」 そう。

「出会い系サイトのユーザーは、その人が自分にマッチするかを確かめたい。ペットの有無は、本性が掴めない巨大なコミュニティの中で、相手が本音を語っているか、自分にマッチするかを見定める基準の一つなのかもしれない」

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Lucy Bode Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

Headshot of Nana Fukasawa
Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。