米国心理学会によると、7割の女性はそのときだけ幸せをもたらしてくれる不健康な方法でストレスを解消しているそう。でもせっかくなら心を本気で元気にする方法を知りたくない?
ストレスがたまったときに犯しがちな「衝動」に置き換えられる「ヘルシーな行動」をオーストラリア版ウィメンズヘルスよりご紹介。
【衝動】ポテトチップスを1袋やけ食いしそう → アーモンドを一握り食べよう!
「ナッツに含まれるオメガ3脂肪酸には、ストレスホルモンのコルチゾール値を整える働きがあります」。そう教えてくれたのは、栄養士のベルナデット・ラトソン。
その他にも幸せホルモンとして知られる「セロトニン」の分泌作用を促すオートミールや、抗ストレス作用を持つビタミンC豊富なオレンジも、ストレスフルな1日の後にはおすすめ。
【衝動】 エネルギードリンクを一気飲みしそう → 昼寝をしよう!
眠たいときはエネルギードリンクに頼らず、昼寝をしてしまう方が回復も見込めるそう。それにストレスホルモンのコルチゾールが過剰に分泌されたときは、20分仮眠を取ると気持ちを安定させるホルモンが放出されるのだとか。
【衝動】同僚に不満をぶちまけそう → マルチビタミンのサプリを摂ろう!
心に余裕がなくなりイライラしてしまうのは、カルシウムや銅、亜鉛が不足しているせいかもしれない。そんなときはマルチビタミンを補給することでストレスへの抵抗力を高めて、気持ちを落ち着かせてみて。
【衝動】ソファでだらだらしてしまいそう → 友達を誘って外へ出掛けよう!
行動脳科学における研究によると、誰かと時間を過ごすことはストレスを和らいでくれるそう。
【衝動】 テレビのリモコンに手が伸びている → 15分だけ静けさに浸ろう
騒音の中にいると、脳はそれをかき消そうと必死に働いてしまうそう。はり療法士のクリステン・ブリスはこう言う。「静かな空間にいれば騒音を消す必要もないので、脳を休めることができます」
Text: Hannah Middleton Translation: Yukie Kawabata Photo: Getty Images