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わたしのもやもやを手放す5つの解放ガイド

嫉妬や妬みにとらわれる理由は?

two young women in waiting roompinterest
Frank and Helena//Getty Images

悩みがある、不安を感じる、なんだかもやもやする……。

「本当の自分」が潜む、こころの内側の深い部分は、わたしたちの目に見えない。
そのためわたしたちは、「本当の自分が望んでいること」を見失いがちだ。

もやもやを手放し、こころを解放するにはどうすればいいのか。
セラピストのOCO氏による5つのヒントをご紹介しよう。

他者の視点から自分を解放する

businesswoman looking at laptop while sitting in office
Maskot//Getty Images

人は悩みごとを抱えているとき、多くの場合、そこに「他者」を介在させている。

たとえば「“恋人がいない”から、わたしは孤独だ」、「“上司が”自分の実力をみとめてくれないから、毎日が不満だ」といった、相手が変わることで、自分の悩みは解決し、望みは叶う、という考えだ。

しかし、残念ながら自分以外のだれかをコントロールすることはできない。その前提を忘れて、「ああなりたい」「こうであってほしい」と望んでも、結局はいつももやもやが残ってしまう。

現状の不満や悩みのなかに「他者が介在する」ということは、言い換えると「ほかの誰かの目線で自分を見ている」ということ。どんな小さなことであっても、自分主体の価値観のもと、「○○がしたい」と考えることが大切だ。

いまの状況から自分を解放する

girl watching ocean cliff on evening worried lonely woman contemplating life
stockbusters//Getty Images

自分がどうしたいのか、よくわからない場合はなにが原因なのか。

それはあなたが仕事で忙しい、子育てで手一杯など、どうしても「他者介入の割合を多くせざるをえない状況」だからかもしれない。

そういったときは、短くてもよいので、いまの状況から「自分」を取り出して考える時間を持つことをおすすめする。

なんの制約もなく、したいことを自由に考えてよいとした場合、自分はどうありたいと思うのか。そのようなメタ視点で自分を俯瞰する切り替えの時間を持ち、こころに余白が生まれれば、本来の自分が見えてくるかもしれない。

仕事から自分を解放する

let's walk along the line how to walk shows your business strategy
Marco Ferrarin//Getty Images

人生において、「仕事とプライベート、どちらが重要なのか」となったとき、その答えは、後者の「プライベート」だ。

「仕事は楽しいし、いつも忙しくしている」。人はまわりからは「いつも充実して楽しく生きている」ように映る。

しかし、実際ひとり時間が苦手で、いつもスケジュールを予定いっぱいに詰め込んでいる、誰かと過ごしていないと孤独を感じるから、という人もいる。

もちろん、プライベートと仕事の充実が噛み合っているのならそれは素晴らしいこと。

しかし、楽しいことはいつも外側にあり、ひとりの時間は寂しく、つまらないものと考えていないだろうか。プライベートの充足は、誰かとの比較ではない。

「自分にとっての幸せは何か」それがわかっている人だけ本当の充実感を得られる。

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SNSから自分を解放する

girl student holding book and sitting under tree
Erstudiostok//Getty Images

日々、何気なく触れているSNS。

SNSに思いを重ねすぎたり、自己投影しすぎたりすると、いつのまにか他者からの評価で「自己肯定感」や「承認欲求」を埋めようとし、みずからもやもやする感情を引き寄せ、勝手にそれらを増幅させている場合がある。

目に見えない人間関係にとらわれたり、まわりから自分がどう見られるか、周囲と比較して自分を卑下したりといったことは、実生活では本来、すべて考える必要のないことだ。

対人関係においては本音を伝え合うこと、こころの内側の対話が何よりも大切。

そこで感じられるじんわりとした充足感・幸福感は、SNSの「いいね!」の数とは比べようのないものだ。
「わたしの人生にとっては、ここまでは必要ではあるけれど、それ以上はさして重要ではない」

そう線引きできれば、SNSにまつわるもやもやが晴れ、ストレスなく活用することができるだろう。また、そこに紐づいていた本質的なもやもやの正体にも気づくことができる

嫉妬や妬みから自分を解放する

two young businesswomen standing back to back
Westend61//Getty Images

異性であれ同性であれ、「大好きだ」と思う人が本当に好きなことをやっていて、光り輝いている姿を見たとき、どんな気持ちになるだろう。

「そんなあなたの姿をみることができて、すごく幸せだな」という視点があれば、相手への尊重もあり、距離感も適切だ。

一方、「あの人には才能があるからだ」、「わたしにはどうせムリだから」といった嫉妬やねたみ、もやもやなど、ネガティブな気持ちが湧き起こってきた場合は、相手との距離が近くなりすぎている証拠。

誰かの何かに嫉妬している、うらやんでいると感じたら、「相手」ではなく、「自分」を意識しよう。

実は嫉妬とは他者と自分との関係性になんらかの原因があるのではなく、「自分との距離」が遠くなっていることが問題。自分との距離が近ければ、自分のこともわかっているし、具体的な行動に移して実行し、すでに充足を感じられているはず。それがわからないから、誰かの何かを欲しがっているのだ、と俯瞰して見るようにしよう。

キラキラ輝いている人をみて、もやもやした気持ちになったとしても、「じゃあわたしも、やりたいことをやろう!」という方向に持っていけることが、こころにとっては健やかだ。

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理学療法士として、急性期~在宅までの幅広い疾患と病期のリハビリテーションに携わった経験を持つセラピスト、OCO氏の初の著書『わたしの解放ガイド』が現在ワニブックスより好評発売中だ。自分を解放し、「自分主体の人生」を歩んでいくためのガイドとなる本著、こころのもやもやに悩んでいる人にぜひおすすめしたい1冊だ。

<目次>
Chapter1 こころの仕組み
Chapter2 もやもやしている自分
Chapter3 願いを阻むエゴブロック
Chapter4 本当の自分を知るためのステップ

Hikari Inagaki(side dishes)

ストレス

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