気づけばいつも「肩こり」になってない?

コロナの影響で家にいる時間が長くなった分、パソコンの前に座りっぱなしだったり、同じ姿勢でテレビを観続けてしまったり。そのうえ運動する機会も減り、肩や腰がガチガチに凝り固まってしまっている人は少なくないはず。さらには肩こりから頭痛や冷えを感じたり、寝つきが悪くなったりと、さまざまな弊害に悩まされることも。そんな肩こりに屈することなく、解消法を探ってみよう! 

そもそも肩こりの原因は?

肩こりとは、さまざまな要因から体が血行不良になり、筋肉を使わないことで新陳代謝が滞り、肩周辺の血管が圧迫されることが原因とされる。仕事中はパソコンの前に座りっぱなし、休憩中もついついスマホをのぞき込む……という日常を送る現代女性も多いのでは。何時間も同じ姿勢で過ごし、大して運動もせずにいれば、体は血行不良となり肩がこるのは当たり前。 

肩こり解消には「筋膜リリース」!

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AleksandarGeorgiev//Getty Images

肩こりの原因は血行不良と筋肉の硬直が大きく影響しているということで、血行と新陳代謝を促進しながら、姿勢の改善や冷え、むくみを解消してくれる「筋膜リリース」に注目したい。

血行促進や疲労回復に効果がある「筋膜リリース」とは?

私たちの身体中にある大小様々な筋肉は、薄い膜で覆われており、その膜のことを筋膜という。その筋膜は、日常生活の中で筋肉にピッタリ張り付いてしまう。その張り付いた筋膜とその周辺を、器具を使ってほぐしながらはがしていくことを「筋膜リリース」という。筋膜は第二の骨格と言われるほど、体の動きや佇まいなどに影響を及ぼすので、その筋膜をはがしながら、自然治癒力によって元の正常な状態に戻すことを目的とするケア方法だ。 

「筋膜リリース」で肩こりを撃退!

肩こりを解消しようと思うと、肩を回したり、肩を揉んだりする人が多いだろう。それで、多少は楽になったり、改善されても、根本的な肩こり解消にはつながっていないのでは? そう、肩こり=肩にアプローチ、と考えるのは短絡的と言える。

肩こりの原因は人によってさまざまだが、背中がこっていたり、腰が張っていたりなど、肩以外の部分の筋肉が癒着していることが原因になっているケースが多い。つまり、肩こりの原因となる姿勢や日常生活の見直しも重要になる。以上を踏まえて、筋膜リリースを取り入れれば、肩こりは解消できる! 

肩こり解消に有効な「筋膜リリース」方法を紹介!

【肩こり解消! おすすめ動画①】

「フォームローラー」を使って効果的にほぐす!

これはyouTubeの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
フォームローラーでできる! 「肩こり」解消法|筋膜リリース| Women's Health JP
フォームローラーでできる! 「肩こり」解消法|筋膜リリース| Women's Health JP thumnail
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タンクトップ ¥8,300 レギンス ¥7,900

【肩こり解消! おすすめ動画②】

2つ玉の「ストレッチボールズ」が使いやすい!

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ストレッチボールズでできる! 「肩こり」に効くほぐし方|筋膜リリース| Women's Health JP
ストレッチボールズでできる! 「肩こり」に効くほぐし方|筋膜リリース| Women's Health JP thumnail
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タンクトップ ¥8,300 レギンス ¥9,300


肩こりの原因にアプローチするアイテムはこちら!

自重を使って全身を刺激することで、筋膜リリースできるプロダクトは形や種類もさまざま。肩こりの原因となる場所に最もアプローチしやすく、効果を発揮してくれるアイテムを選ぼう。

    フォームローラー
    IMPHY フォームローラー
    ¥4,378
    商品を見る
    Credit: IMPHY

    表面に三種類のグリッドが施されており、それが広範囲で表彰筋膜を刺激してくれるフォームローラー。背中や太もも、わき腹など、面積の広い部分を均等かつ効果的に圧迫しながらほぐしてくれる。

    ストレッチボールズ
    IMPHY ストレッチボールズ
    ¥3,850
    Credit: IMPHY

    スパイラル状の外皮が浅層筋膜を圧迫しながらほぐすことで血行を促進するストレッチボールズ。胸、脇、肩甲骨まわり、腸腰筋、お尻、すねに効果的。姿勢改善や筋肉の疲れを取りたい方にオススメ。ソフトタイプとハードタイプがあるので、好みの圧迫の加減でセレクトして。


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    Text: Wakako Matsukura

    Headshot of Kiriko Kageyama
    Kiriko Kageyama
    エル・グルメ編集長/ウイメンズヘルス編集長

    『エル・オンライン(現エル・デジタル)』のファッションエディターを経て、フリーランスに。女性ランナーによる企画集団「ランガール」を設立。その後女性誌立ち上げやWebメディアの立ち上げを経て2017年にウィメンズヘルス』日本版ローンチ時から編集長に。2023年夏よりエル・グルメ編集長も兼務。趣味は料理を作って友人たちに振る舞うこと。