アン・ハサウェイにも私たちと同じようにストレスを感じることが。でも、このアカデミー賞受賞女優は、大声で叫んだり薬を飲んだりする代わりに、クリエイティブな方法で不安にうまく対処している。『Town & Country』誌にアンが語ったところによると、この方法には“炎”が必要。詳しくを見ていこう。

ストレスがたまりすぎているときやパニックになったとき、アンはペン、キャンドルとライターを取り出して、ちょっとした作業をする。「スマホでタイマーをセットして、キャンドルを手元に置いて、全てを書き出す」

タイマーを12分にセットして、目の前の紙に悩みや心配事をぶちまける。「ここで全て吐き出す」とアンは続ける。「読み返す必要はない」。次のステップは慎重に行わないと、家が火事になっちゃうかも。「タイマーが鳴ったら、そのページをちぎって火をつける。本当に火をつけるの。負のエネルギーも、苦悩や不安も、激しい怒りも全部燃やして煙にする」

大抵の人にとってSNSはストレス要因。でも、アンにとってはリラクゼーション。彼女の場合、SNSという公の場で自分の意見を発信すると心が落ち着く。アンにとってのSNSは、世間に好き勝手言わせる場ではなく、真実(妊娠したことや役作りで体重が増えたこと)を明らかにする場。こうして彼女は、自分の話が脚色されてデマになるのを防いでいる。

「自分の思うがままを文字にするっていいわよね」とアンは語る。「心が落ち着くし、にごりのないコミュニケーションが取れるから」

でも、ただ書いて投稿するようなことはしない。約1,300万人のフォロワーに対するメッセージは、綿密で思慮深いプロセスを踏んでから発信される。アンは自分が用意したキャプションと写真を誰かに送り、最低でも1時間たってから送り返してもらうそう。「そうすれば、そのコンテンツを新鮮な目で見られるから。一度出したら、もう引っ込められないからね」

※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: Lean Groth Translation: Ai Igamoto

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