正直なことを言うと、私は毎日2万歩を達成できるかはあまり気にしていなかった。というのは、私はとても頑固で、意志が固いので、目標を達成することはわかっていた。でも、そのためになにかを犠牲しなくてはいけないのでは、と心配していたのだ。まわりが私抜きで楽しんでいる間に、何時間もトレッドミルをしたり、自宅の狭い部屋でぐるぐる走る姿を想像していた。
でも、びっくりすることに、なにも犠牲にすることなんてなかった。2万歩を達成しながら、友人との集まりに参加したり、必要があれば残業もし、本を読む時間もたっぷりあった。これには毎日の小さな行動、たとえば1時間に一度立ち上がって少し歩き回ったり、社内で遠回りをしてトイレに行ったり、用事をすませる時に1つ先のブロックまで歩いてみたり、ということが役立った。驚くことに、歩数を増やす中で大変なのは、たくさん歩いたり、走ることではない。給湯室でお昼を温めている間に、不自然にぐるぐる歩き回ったり、立ち机で仕事をしながら足踏みをしているのはなぜか同僚に説明する方が大変なのだ!でもいつだって、プライドよりも、自分の健康が優先!
私はフィットネスのスーパースターではない。一度に2万歩を終わらせようとして、長いランニングをすることも、もちろんできた。(実際、一度試してみたけれど、結果は散々だった)でもこのチャレンジを通して、エクササイズは特定のイベント扱いでなくてもいいと強く思った。ジムの時間を増やさずに、1週間かけていつもの56キロの倍の約112キロという記録をたたき出し、私はこの数ヶ月にないほど健康だと思う。毎日を目標をもってはじめ、なるべく歩数を増やすようにすることは、文字通り大きな積み重ねとなるのだ。
5 Things That Happened When I Tried To Walk 20,000 Steps A Day