少し前までは「1日1万歩は歩きましょう!」とテレビや雑誌で言われていましたが、コロナ禍の今、1日1万歩以上歩くような時代ではなくなりました。

私自身、ピラティスの指導中に「久しぶりに歩いたら疲れました」「久しぶりに通勤したら、ふくらはぎが張って辛いです」など、お客様からの声が多くなりました。そこで今回は、家で出来る簡単な、お尻・股関節・膝・足首の機能的な使い方を3種類お教えします。この使い方を覚えたら、久しぶりにたくさん歩いても、脚が疲れにくくなると思います。また、機能的に股関節を使うことで、歩きながらヒップアップもできるようになります。

壁を使って、股関節・お尻に刺激を与えよう!

1.壁に横向きに立つ。
2.左肘をピッタリと壁に付け、肘を90度曲げる。
3.左足をピッタリと壁に付け、膝を90度曲げる。
4.右のお尻を手のひらで触り、右のお尻に力が入っているか確認をする。
5.反対側も同様に行う。

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ふくらはぎを伸ばそう!

1.踏み台に足裏の上半分(土踏まずの上)を乗せる。

2.腓腹筋を伸ばす場合:かかとを床方向に5cm程度下ろす、5cmヒールを履いたくらいまでかかとを上に上げる。ゆっくりと5往復程度行う。

3.ひらめ筋を伸ばす場合:膝を曲げた状態で、腓腹筋の時と同様に、5cm程度下ろす、5cm程度上げるを5往復行う。

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お疲れさまでした!
お尻にしっかりと力が入って、ふくらはぎが楽になったのではないかと思います。
毎日、出来るものから少しづつ取り入れてみてください。ちなみに私は壁を使ったメソッドがお気に入りです。



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Pilatelist、Pilates Room Tokyo 代表

 度重なるぎっくり腰や、身体の不調の経験から、2011年に会社員からピラティスインストラクターに。2019年にインテリアと中国茶にこだわった、プライベートレッスン専用のピラティススタジオを東京都目黒区にオープン。大人のピラティスプログラムだけではなく、幼児期のピラティスプログラムを早稲田大学人間科学学術院 前橋明 教授と開発、幼児施設等に導入、監修等も行っている。また日本だけではなく、台湾・香港・中国でもイベントクラスや、養成等も行い、アジア圏でも勢力的に活動をしている。
2020年12月10日に、スタジオ事業とは別に、インストラクターとお客様のフィットネスライフをスタイリングする事業をリリース。フィットネスライフがより一層楽しめるようなアイテムを、小ロットで取り扱っている。 Instagram:@ayamaru.diary HP:www.pilatesroom-tokyo.com

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