モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は、ウイルス対策に効果的なおすすめアロマ3つをご紹介します。
まだまだ風邪やインフルエンザ対策に気の抜けない日々が続いていますね。皆さんの周りでも体調を崩している方がちらほらいるのではないでしょうか?
もしかしたらもう体調崩しちゃって辛かった……という方いるかもしれません。
風邪もインフルも百害あって一利なし! 未然の予防が大切ですね。
今回は、そんな時期におすすめの抗菌、殺菌効果のあるアロマ3つを紹介したいと思います。
まずはティーツリー。ウィルス対策と言えば一番に名を挙げたい精油です。
ティーツリーはオーストラリアでは古くから傷薬や感染症の薬としてその葉や精油が用いられてきた歴史があり、優れた抗菌&抗感染症作用があるため、空気感染するタイプのウィルスを退治してくれる効果も。
また、免疫力を高めてくれる働きもあるので、ウィルスに負けない強い身体作りをサポートしてくれます。
お次はマヌカ!
マヌカハニーでおなじみのマヌカはニュージーランドで採れる植物で、ティーツリーと同じカテゴリーの植物です。つまり親戚というわけです。
そしてマヌカはティーツリーと比べると20倍から30倍のパワーで、抗菌・殺菌作用が強く、とりわけバクテリア系に対する殺菌力が強いと言われています。
最後にレモン!
レモンも歴史の古い植物です。古代エジプトの時代からその殺菌・消毒効果があると知られていて、肉や魚が痛むのを防ぐためにレモンを使ったり、食中毒の解毒剤として用いられてきたとも言われています。
そんなレモンは爽やかな香りでリフレッシュ効果が高く、空気中のウィルスの殺菌・抗菌作用に優れているため、お部屋の空気を浄化する効果が期待できます。
また、レモンには菌と戦う白血球の働きを活性化する効果があるため、風邪のひき始めにあるような喉の不快感、微熱などの症状を速やかに収めてくれる効果が期待できます。
精油は香りだけでなく実用的な一面もあるので、ぜひ皆さんの体調管理にお役立てくださいね。
Text&Photo:Yumiko Hara
モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/