モデルとして活躍しながら、アロマテラピー・インストラクターとして手作りアロマコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」を運営する原裕美子さんの連載。普段から運動が大好きという原さんのアロマのあるヘルシーライフ。今回は、保湿力たっぷりの化粧水の作り方をご紹介します。
いよいよ2017年最後の1ヶ月、12月になりました!
12月は仕事も大詰め、師走の忙しさだけでなくクリスマスに忘年会と楽しいイベントも盛り沢山。
肌荒れになんか悩んでる時間ももったいない!
仕事も遊びも全力投球する為にもお肌は万全の調子を整えておきましょう。
今月はお肌をいたわる基礎コスメのレシピを紹介しようと思います。
それではさっそく、保湿力抜群の化粧水レシピを見ていきましょう!
【材料&機材】
・精製水……80ml
・グリセリン……10ml
・ハンガリアンウォーター……10ml
・精油……フランキンセンス ×ティーツリー (精油は多くても10滴まで)
道具:計量器ビーカー、ガラス棒、容器
【作り方】1本100ml 所要時間:15分 保存期間:冷暗所にて3週間
1)全ての道具を消毒し、それぞれのビーカーに精製水とチンキを計量します。
2)新しいビーカーにグリセリンを計量します。
3)グリセリンのビーカーに精油を入れて軽く混ぜます。
4)チンキを精製水のビーカーに注ぎます。
5)グリセリンをビーカーに注ぎます。
6)材料が馴染むように軽く混ぜます。
7)容器に移して完成です。
このレシピのポイントは、肌表皮の乾燥を防ぐためのグリセリンに加え、肌の内側から保湿力を高めるローズマリーエキスを抽出したハンガリアンウォーターを用いるところです。(ハンガリアンウォーターのレシピはコチラ→https://www.womenshealthmag.com/jp/a-yumiko-hara-20170920/)
ローズマリーエキスには血行促進効果や代謝UP効果などのアンチエイジング作用があり、肌に塗ることで身体を内側から若々しく蘇らせてくれます。
しっとりした肌を保つためには、表皮を潤すだけでなく内側からのケアも大切ですね!
そして今回のアロマは、お肌のアンチエイジング効果に定評のあるフランキンセンスと、お肌を清潔に保ってくれるティーツリーを使います。
ローズマリーのチンキとこの2つのアロマの組み合わせは、お薬のような香りがして、肌と心を落ち着けてくれます。
乾燥でキメが荒れがちなお肌は肌トラブルを招きやすいのので、ティーツリーの殺菌&抗菌パワーでお肌を清潔にキープ。また、フランキンセンスは肌の深層部までその成分が届き、肌を土台からふっくらと持ち上げ、乾燥を防ぎます。
冬場はとにかく肌から水分が奪われやすい季節なので、1にも2にも乾燥対策が大切です!
今回の化粧水はとても簡単に作れるので、使う時は惜しみなくたっぷり使ってお肌に潤いをしっかりチャージしていきましょう!
皆さんぜひ試してみてくださいね。
Text&Photo:Yumiko Hara
モデルとして雑誌・広告等で活躍する一方、自身の肌や体調管理に悩んだのをきっかけにアロマテラピーに出会う。2016年にアロマテラピー・インストラクターの資格を取得し、アロマを用いた手作りコスメのワークショップ「vivalivアロマ部」をスタートさせ、アロマのある暮らしの魅力を伝える活動を行っている。http://vivaliv.jp/