1. ニキビ治療薬
「新しいニキビができるたびに、ニキビ用の塗り薬を塗ってニキビを治そうとしてしまいがちですが、この行為自体がニキビを悪化させる原因でもあるのです」と、セラーノ医師は解説する。
「大半のニキビ市販薬には、ニキビを誘発する過剰な皮脂分泌を抑えるために、肌を乾燥させる硫黄、サリチル酸、過酸化ベンゾイルが含まれています」
「しかしながら、このような市販薬を定期的に使用してしまうと、皮膚が乾燥に反応して、余計に皮脂を分泌するようになります。これは、非常に悪循環です」
<解決策>
「処方されたニキビ治療薬によって症状が改善してきたら、肌を落ち着かせながらニキビ予防に役立つ有効成分が入った、肌に負担の少ない製品に切り替えることをお勧めします」
「炎症が起きた肌を和らげてくれる『アロエベラ』や、ニキビの予防や治療に効果的で、なおかつ非常に低分子なので肌の奥まで深く浸透する性質を持つ『グリコール酸』が含まれた製品を使用してみて下さい」