卵白を顔に塗ってフェイスマスクをすると、大きい毛穴の引き締め効果が得られると一部では賞賛されている。確かに、このフェイスマスクをした後は、キュッと引き締った感覚を得られるかもしれないけど、その代償は大きいらしい。生卵にはサルモネラ菌が含まれており、食中毒を起こす原因菌であるとゴーハラ博士は忠告する。実際に、米国食品医薬品局によると、毎年80,000件もの食中毒の症例がサルモネラ菌に汚染された生卵が原因とのこと。肌にサルモネラ菌を晒すことがないように、生卵をそのまま塗るお手入れは避けておくことが賢明と言えそう。ちなみに、卵の抽出物が配合されたフェイスマスクは、生卵で作られていないので、上記のリスクの心配はないと、ゴーハラ博士は補足している。