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セレブになれば、駐車違反による減点も、パーティーに並ぶことも、不完全な姿を見られることもないと思うかもしれない。だけど、超有名スキンセラピストやメイクアップアーティストにもニキビだけは消せないらしい。これは、肌トラブルに悩む大物たちがしきりに伝えたがっていること。

大人ニキビは実在する。でも、モデルのケンダル・ジェンナーや歌手のロードといったセレブたちのおかげで、それが汚れたものとされることは (幸いにも) なくなり、自分の肌を恥じるスキンシェイミングの時代も終わりを迎えようとしている。

最近自分の肌トラブルをオープンにした有名人といえば、32歳の女優キーラ・ナイトレイ。先日行われたイギリス版『Vogue』とのインタビューの中で肌の悩みを打ち明けた彼女は、ニキビを食い止めるための方法についても語っている。

「24歳までは肌の状態が本当に悪くて、治すためにありとあらゆることを試していたわ。でもある日そのままにしてみたら、その方が調子が良かったの。仕事をしていないときは、できるだけメイクを薄くするのもこれが理由。映画の撮影中は分厚いメイクをしなければならないから、いつもニキビができる。息をするために、肌も時々休む必要があるんだと思うわ」

今年2月には21歳の歌手ロードもニキビとの闘いについてSNSで語り、何年にもわたって彼女 (と彼女の肌) に浴びせられたおせっかいなアドバイスとバッシングを非難した。

「何年も何年も何年もニキビがあって、すべての薬を試して、できることはすべてやってきたのに、いまだに “私のニキビを治したのは何だったと思う? それはね……保湿!” なんて言われる」。中には“顔洗ってる?” というコメントまであったという。

「はい、洗ってますって感じ。私の遺伝子が呪われているだけ」

前向きな発言で締めくくり、ロードは似たような状況にいる女性に対してこう述べた。「肌の状態が悪い人へ。高価なクリームを数日使えばよくなる程度の悪さじゃなくて、本当に肌が悪い人へ。私には、その辛さがよく分かる。きっと治る日が来る、きっと。私が約束する」

お互いの肌トラブルを助け合う女性のスキンシェイミング運動があれば、ぜひ参加したいもの。

※この記事は当初、marie claire誌に掲載されました。

※この記事は、オーストラリア版ウィメンズヘルスから翻訳されました。



Text: Jenny Proudfoot Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images