ティーツリーオイルの魅力、再発見。ニキビケアに役立つ真相を医師に直撃取材!

17 February 2019

ティーツリーオイルの魅力、再発見。ニキビケアに役立つ真相を医師に直撃取材!

ニキビの治療法として市販の薬を使いたくないというナチュラル志向の人には、ティーツリーオイルがおすすめだと言われる。ティーツリーオイルは抗菌作用と抗真菌作用で知られており、シラミや水虫、爪水虫、そしてニキビを自然にケアする手段として長年重宝されてきたのだとか。そんなティーツリーオイルの実力について、アメリカ版ウィメンズヘルスが再検証!


ティーツリーオイルは、果たしてニキビケアにおすすめ?

「ティーツリーオイルは皮膚に生息するニキビ菌に働きかけ、炎症を和らげてくれる」と説明するのは、アメリカ・マウント・サイナイ病院の皮膚科で、整形・臨床研究ディレクターを務めるジョシュア・ツァイヒナー医学博士。「でも患者さんのほとんどは、ティーツリーオイルを使うと皮膚がヒリヒリすると言うよ」

 

天然成分の真実

しかし、注意も必要だ。天然の成分だからといって、ティーツリーオイルが従来のニキビ治療薬よりも炎症を起こしにくいとは限らないのだそう。

「ナチュラルな成分だからアンナチュラルな商品よりも効果的とは言い切れないし、肌にやさしいとも限らない」とツァイヒナー。「それどころかティーツリーオイルは、従来のニキビ治療薬よりも肌を刺激し、接触性皮膚炎を引き起こすこともある」。純粋なティーツリーオイルを使うと皮膚が乾燥したり、ヒリヒリまたはチクチクしたりするだけでなく、ひどい場合には皮膚がむけることもあるそう。


肌のプロがおすすめ! ティーツリーオイルの活用法

けれど、その一方でメリットもあると言う。ただし、それには条件が。「スキンケア製品に対して肌が敏感ではないのなら、ティーツリーオイルでニキビがケアできることも考えられる」とツァイヒナー。「僕の患者さんには、ティーツリーオイルを局部的に使うこともあるんだ。また、顔全体に使ってニキビをケアしたり、まだできていないニキビを防いだりすることも可能だと思う」

ティーツリーオイルをニキビ治療に使う上で重要なのは、オイルを必ずキャリアオイル(ホホバオイル、ベニバナオイル、アルガンオイルなど)で希釈すること。ロサンゼルスのスキンセラピスト兼トレーナー、ジョアンヌ・デレオンによれば、「色の濃いグラスボトルに、キャリアオイル小さじ2杯とティーツリーオイル15滴を入れて混ぜ、濃度を5%にする」といいそう。「これがフェイスケアにおすすめの希釈液」なのだとか。

ティーツリーオイルをニキビのケアに使う場合は、水に浸した綿棒にティーツリーオイルを1滴垂らし、ニキビに直接塗布する。

敏感肌の人には、純粋なティーツリーオイルの刺激が強すぎることもある。でも肌が敏感だからといって、このオイルが一切使えないというわけではなさそうだ。敏感肌だと分かっている場合や、パッチテストで肌がティーツリーオイルに過敏に反応したなら、ティーツリーオイルがもともと含まれているスキンケア商品を探してみよう。こうした製品は、低刺激のオイルや液体で希釈したティーツリーオイルを使っているので肌にやさしいことも。

でも、ニキビケアは焦ってはいけない。デレオンが言うように、「1回使っただけで肌が変わることもあるけれど、1カ月以上継続して使わないと、目に見える変化が現れないこともある」

 
※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

 

*編集部註:当記事はティーツリーオイルをニキビケアに積極的に使用することを推奨するものではありません。また、ティーツリーオイルが確実に肌への刺激になること、逆にまったく刺激を与えないことを保障するものではありません。使用する際は、自己責任においてお使いください。

Text: Daley Quinn Translation: Ai Igamoto Photo: Getty Images

RECOMMENDED ウィメンズヘルスのおすすめ