炒め物や「完全無欠コーヒー」の材料としても活躍し、台所に常備する家庭も増えてきたココナッツオイル。栄養価が高いのはさることながら、美容効果に注目する人も増えている昨今。でもどんなシーンで使うといいの? イギリス版ウィメンズヘルスでは、美容を助けるココナッツオイルの使い方を、10通りご紹介。
メイク落とし
ココナッツオイルにはヘルシーな脂肪酸やビタミンが含まれているけれど、肌に浸透せず表面にとどまるため、毛穴が詰まり、ニキビの原因に。
でも、頑固なマスカラを落とすのにココナッツオイルを使うのは◎。手の体温でココナッツオイルを溶かしたら、コットンに浸してやさしく目元を拭き取って。刺激に弱い、目の下の薄い皮膚に、ココナッツオイルの栄養が行きわたるとか。
シェーブクリーム
ココナッツオイルを脚全体に塗ったら、いつも通りにシェービング。かみそりは水に濡らして。ココナッツの甘い香りに癒やされるだけでなく、脚をいつも以上にすべすべにしてくれるかも。
デオドラント剤
ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は、細菌の増殖を抑制したり、匂いの元となる皮脂常在菌を殺菌したりと、抗菌作用に優れているため、ごみゼロブロガーからも脇の匂い消しに役立つと話題。ココナッツオイル(大さじ5)に、ベーキングソーダ(大さじ4)とコンスターチ(大さじ4)を混ぜ合わせれば、オールナチュラルなデオドラント剤の完成。
オーラルケア
ココナッツオイルに含まれるラウリン酸は抗菌作用に優れており、口に爽やかさをプラスし、歯を白くする効果もあるとか。これが俗にいう「オイルプリング」。やり方は、スプーン1杯分のココナッツオイルを口に入れて、およそ20分うがいし続ける。そうすると、口内細菌を外へ引っ張り出してくれるそう。
ボディースクラブ
ココナッツオイルに塩(または砂糖)を混ぜれば、優秀なボディースクラブに。ずっと触れていたくなるほどしっとりすべすべな肌も夢じゃないかも。古い角質を除去し、手足の保湿を手助けしてくれるとか。
リップバーム
どこに置いたのか、いつも忘れてしまうリップバーム。そんなときは、ココナッツオイルを指に取って唇にやさしくオンすると、柔らかいふっくらとした唇になれるとか。
メイクブラシの洗浄剤
細菌がいっぱい付着しているメイクブラシは、溶かしたココナッツオイルと液体せっけんをよくかき混ぜた洗浄液で、洗うといいとか? どうやらココナッツオイル特有の抗菌作用が、効果を発揮してくれるよう。
頭皮ケア
頭皮が乾燥してフケが出やすい人は、ココナッツオイルで根元までしっかりマッサージするといいそう。洗い流さず一晩置いておくと、より効果的。毛先に馴染(なじ)ませれば、ヘアオイルとしても使えるみたい。
ハイライト
ココナッツオイルがハイライトとしても機能するって知っていた?
少量のココナッツオイルを頰や眉骨に軽くぽんぽんとのせると、ラメが入ったハイライトよりも自然で健康的なツヤを演出してくれるそう。量を間違えると毛穴をふさいでしまうので、厚塗りはしないように。
保湿オイル
乾燥して肌がガサガサになった腕や脚に、ココナッツオイルを塗り込むだけでしっとりとし、肌が潤うよう手助けしてくれるとか。
※ココナッツオイルがお肌に合わない場合は、ご使用をおやめください
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Zara Kenyon Translation: Yukie Kawabata Photo: Getty Images