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2週間の夏休みに入ると、たいてい普段のスキンケアも2週間休んでしまう人も多いのでは? その結果、会社に戻る頃には当然ながら肌の輝きが若干失われている。

でも、ホリデーによるダメージを嘆き悲しむより、優秀な美容成分でボロボロの自分をキラキラに戻す方がいいよね?

この夏は、これから紹介する方法を参考にお疲れ肌をレスキューしてみて。

問題: 爪が割れている

解決策: 小麦

猛威をふるう太陽の影響は受けない爪も、プールで犠牲になることはある。有名ネイリストのナタリー・エレーニによると、「爪は皮膚や髪の表面よりも吸収力が高いので、爪の表面から水が蒸発すると、もともとある油分や水分までごっそり持っていかれる。その結果、爪が剥がれたり割れたりする」。小麦には、爪に水分を取り戻し、弱った爪を強くするビタミンEが豊富。

問題: 肌がくすんでいる

解決策: キヌアの殻

日に焼けた肌が元の色に戻ると同時に、2週間の夏休みで得た褐色の輝きも失われる。こんな時は、皮膚細胞のターンオーバーを加速して肌のキメを整えないと。スキンケアブランド「キールズ」の商品開発部長、ロベルタ・ウェイスの話では、「キヌアの殻には典型的なピーリング作用がある」

問題: 肌が汚れている

解決策: サリチル酸

日焼け止めはマストだけど、濃厚なタイプの中には汗をかくと毛穴を防いでしまうものもある。そこで役に立つのがベータヒドロキシ酸の一種であるサリチル酸。美容皮膚科医のレイチェル・エッケル博士いわく、ベータヒドロキシ酸は油溶性なので、肌から油を取り除ける唯一の酸なんだそう。

問題: 日焼けで皮が剥ける

解決策: コリアンダーシード

皮膚がポロポロ剥けてきた暁には、せっかく付いた色が落ちてしまうのを気にしてなんかいられない。でも、この卑劣な問題を解決するのは簡単。コリアンダーシードに含まれる脂肪酸が肌の表面に薄い膜をつくり、既存の水分を閉じ込めてくれる。

問題: 髪がパサついている

解決策: ケラリス

日光、海水、塩素は髪をかなり傷めるので、夏休みを終えたらちょっといたわってあげよう。英米で人気のヘアサロンJohn Friedaロンドン店のシニアスタイリスト、アンドレア・ワイルドによると、「夏のダメージを修復するには保湿が重要」

お米の成分であるケラリスは、ダメージを受けたタンパク質を減らし、アミノ酸を追加することで、髪のケラチン繊維を保護して修復する。

問題: 日焼けで肌がヒリヒリする

解決策: ビタミンC

夏休みの旅行先から帰ってきても、日焼け止めはずっと必要。現にこれが、プールサイドで受けた肌ダメージをある程度修復してくれることもある。日焼け止めに、健全な量のビタミンCを組み合わせてみて。ただし、ビタミンCドリンクを飲むのではなく肌に直接塗ること。

「局部的に塗布されるとビタミンCは、肌を守り紫外線によるダメージを修復するコラーゲンの生成を促す」 と語るのは、フェイシャリストのアレズー・カヴィアーニ。「4週間もすれば肌が明るくなるのを実感できるはずだし、この先もダメージを受けにくくなる」

※この記事は、UK版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Amelia Jean Jones Translation: Ai Igamoto Photo:Getty Images