正月明けはとくに、仕事に行くのが億劫に感じる人は少なくない。これは在宅ワークの場合も同じで、仕事のやる気スイッチがなかなか入りにくいもの。一方で年明けは、なにか新しいことを始めるのに絶好のタイミングでもある。

そんなわけで今回は、職場環境をヘルシーでハッピーな空間に変える7つのヒントをご紹介! 今年こそ、一味違う快適なワークライフを実現してみない?

1. 植物を取り入れる

数々の研究が何度も提唱してきたように、緑の植物や自然は気分を高めてくれる。さらにわかったのは、植物はあなたの周りの空気を浄化するため、より健康でいられるようになるということ。新年を機に、オフィスに観葉植物を取り入れることを真剣に考えてみて。

2.  在宅勤務のスケジュールを見直す

自宅で働く人はますます増加する一方で、もっとも健康的かつ生産的な働き方ができているかどうかは人それぞれ。まずは、夜7時までに仕事用のパソコンを完全にシャットダウンすることから始めてみよう。毎朝起床後にはその日の予定をしっかり立てることで、生産性を大幅に向上させることができる。パジャマの着心地がいいのはわかるけれど、起床後はすぐに気持ちがオンに切り替わるような服に着替えるようにしてみて。

3.  毎日の運動にコミットする

新年こそ新しい運動を始めるのに絶好のタイミング! ただし、仕事に影響を与えないようなシンプルなルーティンにすること。例えば、「毎日仕事の昼休みに1マイル(約1.6キロ)歩く」というような、簡単な誓いを立てることから始めてみて。実行できた日はカレンダーにマークを付けるようにすることで、モチベーションを維持しやすくなる。

4.  朝に瞑想する時間を設ける

気分を著しく向上させる瞑想の効果は、近年ますます認識されている。毎朝数分、仕事の手を止めて瞑想するようにすると、その日の生産性の向上にもつながるんだとか。今月から、5〜10分ほどの時間をあらかじめ確保し、カレンダーに「瞑想タイム」と書き込んでおこう(もちろん、あなたにとって一番都合のいい時間でOK)。自分自身と向き合い、セルフケアに着実に取り組んでいくことは、他のスケジュールと同じくらい重要だと受け止めて。

5.  アロマテラピーを取り入れる

これほどシンプルで簡単なヘルスハックはない! オーガニックエッセンシャルオイルのロールオンを使ってみるのもいいし、環境に優しいディフューザーを新調してみるのも◎。エッセンシャルオイルは一瞬で気分をリフレッシュでき、オフィスに心地よい香りを広げて同僚たちを喜ばせることもできる優れもの。

6.  1週間分のミールプレップを始めてみる

「毎週日曜日はミールプレップ(食事の準備)をする」と断言しているときは本心だろうけれど、まずは1ヶ月だけ、本当に継続してやってみない? 次の4週間にコミットし、自分にどんな変化が生まれるのか観察してみて。ヘルシーな料理を自分のために作り、お金の節約までできることに喜びを感じられるかもしれないから!

7.  月に一度、職場でイベントを作る

同僚間の仲間意識は、会社に対するエンゲージメントや職場での幸福感と生産性の大幅な向上につながるそう。仕事がどんなに忙しくても、たまにオフィス外で同僚たちと交流するのはいいアイデア。これを実行するための最善策は、みんなが共通して興味を持っているイベント(ハッピーアワーやグループハイキング、ヨガ、地元のアスレチックイベントなど)にみんなを招待すること。ただし、全員がすべてのイベントに参加できるわけではないということを理解したうえで企画することを忘れずに。

私たちは、ちょっとした努力で大きな変化を生み出すことができる。在宅勤務の人も、たまには同僚と会う機会を作ったり、ランチを一緒に食べたり、コワーキングスペースを借りて仲間と一緒に働く機会を作ってみては?
 
※この記事は、アメリカ版『Prevention』から翻訳されました。

Text: GINA TOMAINE FOR RODALESORGANICLIFE.COM Translation : Yukie Kawabata

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川畑 幸絵
翻訳者

短大卒業後バンクーバー、メルボルンで2年留学した後、外資系客室乗務員として勤務。2018年に退職後、翻訳者としてフリーランスに転身。アメリカで統合栄養学を学んだ経験もあり。