スーパーモデルのミランダ・カーやテニス選手のノバク・ジョコビッチが実践したことで話題を呼んだ「グルテンフリー」。ヘルスコンシャスな人たちの間では、定番になりつつある食生活のひとつでもある。‟体調がよくなる”‟美容にも効果的”などメリットが多いとうたわれているけれど、実際はどうなの? エディターAOIが実際に試してみたその方法と効果をご紹介!

目次

そもそもグルテンフリーってなに?

グルテンとは、小麦に含まれるたんぱく質の一種のこと。水を加えてこねることで発生する弾力性と粘着性を持つ物質。小麦に含まれるグリアジンとグルテニンというたんぱく質が水を加えて混ぜることによって、グルテンに変化し、パンやお菓子のモチモチとした食感を作り出している。パンやパスタ、ラーメン、うどんなど、このグルテンの性質を利用した小麦食品は身近にあふれている。

参考記事:「小麦粉をやめる」。グルテンフリーの効果と食事法

エディターAOIが3カ月間実践した「ゆるグルテンフリー」の方法は?

実はAOIは軽度の小麦アレルギー(アレルギーといってもじんましんや息切れなどの症状はなし)と診断された過去があった。4年前に受けた血液検査にて発覚したが、「毒は毒をもって制せ」という先生の言葉を信じ、検査前とは変わらずパンやパスタ、ケーキなどを食べる生活を送っていた。

しかし3カ月間の腹筋チャレンジにともない、食生活も見直す必要が出てきた。トレーナーから菓子パンや洋菓子などの高脂質高糖質なものを避けるようアドバイスをもらったため、せっかくならばこの際にグルテンも控えてみようと決意! ルールは完全自己流で、小麦がメインに使われた食品(パスタやラーメンなどの麺類、パン、ケーキやクッキーなどの洋菓子)はやめ、唐揚げや天ぷらなど衣として使われている程度だったり、しょうゆなどの調味料はよしとした。

エディターAOIにおこった変化は?

1.朝の目覚めが快適に

朝は寝起きが悪く、アラームを止めては寝てを繰り返し、家を出る時間ギリギリまで寝ているのが日課だったAOI。ゆるグルテンフリー実践の期間中は、ワークアウトが習慣していたこともあり、眠りにつきやすく朝もスッと起きられるようになった。

2.体が軽くなった

3カ月間のワークアウト効果も相まってか、小麦製品を好き勝手食べていた時に比べ、おなかの張り、そして体のむくみがなくなったことを実感。デニムの履き心地も以前より快適になったし、鏡で見る自分の体もいつもよりスッキリして見え、洋服を選ぶ時間が楽しくなった。

3.頭が冴え、集中力もアップ

一日の平均睡眠時間は7時間としっかり確保しているはずなのに、日中襲ってくる強烈な眠気に日々悩まされていたAOI。ゆるグルテンフリーを始めてからは、食後や日中のウトウトはほぼなくなり、頭も冴え、集中して仕事に取り組めた。

4.肌がキレイになった

ゆるグルテンフリーで一番効果を感じれたといってもいいのが、肌質の改善。今までは、突然頰やおデコに現れるニキビや、上半身にできる原因不明のできものに悩まされていたが、それがほとんどゼロになった。これには家族や同僚もビックリで、「本当に肌がキレイになったね!」と声を掛けてもらえるように。

まとめ

3カ月のゆるグルテンフリー生活を経た感想を一言で表すと、「心と体の調子がすこぶるいい」。上記に挙げた体の変化が起きたことで、心が軽く、上向きになる時間が増えた。大好物かつ、日常に身近なパンやパスタ、そして大好きな洋菓子を避けることは正直大変なことだったけれど、それ以上のうれしい結果が多く得られた。今回AOIは3カ月続けてみたが、数週間で効果を実感できる人もいるそう。ぜひ一度無理のない範囲で試してみてほしい。

※上記はウィメンズヘルスのエディターによる個人的な体験談です。

これはpollの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
Headshot of Aoi Nakashima
Aoi Nakashima
エディター

アシスタントエディターとして、主にSNS周りを担当。ウィメンズヘルスを一緒に作るコミュニティー、Fit Girlsのコミュニティリーダーも担う。セレブ・ファッション・フードなどのカテゴリーの中で、トレンドを日々リサーチし、投稿や記事へとつなげる。特技は20年続けた硬式テニス、最近はランニングとボクシングにも夢中。座右の銘は“一日一幸”♡