週に何度か真夜中にビクッとして目が覚めて、体を起こすと心臓がバクバクしていることがある? 今回は、その理由と対処法についてアメリカ版ウィメンズヘルスが米レノックスヒル病院内科医のケリー・ピーターソン医学博士にお話を伺った。

これにはいくつかの理由が考えられるので、消去法で原因を突き止めて。

「ビクッとして目が覚めたのは、恐ろしい悪夢を見たからですか? そうでなければ、不安で目が覚めたことも考えられます。ストレスにつながる強い感情は、心拍数の増加を引き起こすことがありますからね。ぜんそくの治療薬など、一部の薬も心拍数を増やします。この場合には、薬の種類や服用量を変えることが可能かどうか、担当医に聞いてみましょう」とケリー博士。

食事をしょっちゅう抜く人や、肥満が理由で血糖値調節薬を飲んでいる人は、血糖値が下がりすぎて心臓がバクバクすることも。

「それ以外では、不整脈という心疾患や甲状腺機能亢進(こうしん)症も心拍を不規則にします。悪い夢を見たわけでも、それほどストレスを感じているわけでもないのに、真夜中に心臓がバクバクすることが何度もあるなら、病院で検査を受けましょう。根本的な病気を治せば、ぐっすり眠れるはずですよ」とケリー博士。

※この記事は、アメリカ版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: Keri Peterson Translation: Ai Igamoto

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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。