午後3時になると、眠気とだるさがやってくる? もしかするとそれは、あなたのアボカド好きが原因かもしれない。その気になるニュースをイギリス版ウィメンズヘルスからご紹介。

脂肪分を多く摂取していると日中に眠くなりやすく、夜は睡眠問題を抱えやすいことが、学術誌『Nurtrients』に掲載された豪アデレード大学の研究により報告された(この研究は、良い油と悪い油を分けて調査されたものではない)。

アデレード大学の研究者たちは、1800人以上の35歳以上80歳未満のオーストラリア人男性の食習慣を調査。1年間にわたり、参加者たちに食物頻度アンケートを記入してもらい、喉の奥の気道が狭くなることで起こる睡眠障害「閉塞性睡眠時無呼吸症」を発見するために、終夜のビデオモニターによる監視を行ったという。

その結果、脂肪分を多く摂取している人の4分の1は、そうでない人に比べて、日中の眠気に悩まされる確率が78%も高い傾向にあることが判明したそう。

この論文の筆頭者であるインティン・サオ博士は、以下のように話している。「極端に脂肪を摂り過ぎるのは、睡眠によくありません。健康的な食生活を心がけることが大切です」

ご存じの通り、全ての脂肪が平等に作られているわけではなく、ナッツやシードに含まれる”良質な脂質”を称賛する研究は数多く存在している。

アボカドトーストを控えるよりも、食べ過ぎにだけは注意しておこう。

※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。
Text: TORI HALMAN Translation : Yukie Kawabata

これはpollの内容です。詳細はそちらでご確認いただけます。
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Nana Fukasawa
ウィメンズヘルス・エディター

2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。