プルーンジュースが便秘に効くのは本当？ この内容を管理栄養士、アシュリー・カフがUS版『Prevention』に解説してくれた。
アシュリーいわく、多くのカップルの間で、プルーンジュースの便秘解消効果を巡る意見が相反しているとか。片方は、便秘を解消するために、プルーンをはじめとする食物繊維が豊富な食材やサプリメントを重宝している一方で、もう片方は、これらの食品が消化の妨げとなっているよう。さらに興味深いのは、ほとんどの場合、男性側がプルーンを好み、女性側は苦手としていること。科学的根拠に乏しい情報だけど、同じような疑問を抱える人は多いそう。プルーンジュースと便秘解消について、アシュリーによる解説は以下の通り。
基本的にプルーンジュースは飲んで良いけれど、オーガニックのもので、適量を守ることが前提。また、プルーンは炭水化物であることを忘れないで。一度に炭水化物を摂り過ぎないよう、ほかの炭水化物と組み合わせて食べるのは避けたほうがいい。
プルーンジュースを飲んでガスがたまるという人は、飲む必要はないかも。便秘の原因は、腸の蠕動（ぜんどう）運動がうまく機能していないこと、食物繊維や水分が足りていないことが挙げられる。便秘の原因を特定するには詳しい検査をする必要があるけれど、プルーンジュースを飲んでガスがたまるというあなたは恐らく、蠕動（ぜんどう）運動に問題がある。マグネシウムとは、筋肉を弛緩させる天然の「筋弛緩薬」のようなもの。腸の蠕動（ぜんどう）運動が原因となっている便秘を解消するには、質の高いサプリメントや食材から、マグネシウムを積極的に摂取するといいそう。
この記事を執筆した管理栄養士のアシュリー・カフは、栄養の専門家であり、著書『Mom Energy: A Simple Plan to Live Fully Charged』や『Recipes for IBS』を執筆している。
※この記事は、『Prevention』から翻訳されました。
Text: Ashley Koff, Rd Translation: Yukie Kawabata
2018年に「ウィメンズへルス」編集部にジョイン。アシスタントを経て、エディターとして美容、フード、ダイエットなどの記事を担当。流行りそうなヘルシーキーワードをいち早くキャッチすることを心がけている。CBDや筋膜リリース、アーユルヴェーダ、植物療法を学ぶ、自他共に認める“セルフケア マニア”。2023年初めてのハーフマラソンに挑戦。
