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国際女性デーに思い出したい偉業を成し遂げたスポーツ界のヒロインたち

妊娠中に23度目のグランドスラム!

By and
women's health uk
Chaz Niell//Getty Images

今年も国際女性デーが近づいている。2024年のテーマは「女性に投資を。さらに進展させよう」。でも、スポーツ界に関して言うと、女性に対する否定的な見方が昔からあり、「女子は視聴率を稼げない」「子育てをしながらプロアスリートとして活躍するのは不可能だ」という声はいまも絶えない。そして、私たちウィメンズヘルス編集部は、そういう古臭い考え方に真っ向から反論したい。だって、困難を物ともせずに大きな偉業を成し遂げた女性アスリートはたくさんいるから。イギリス版ウィメンズからみていこう。

1

セリーナ・ウィリアムズが妊娠中に23度目のグランドスラムを達成

serena williams
Chaz Niell//Getty Images

女子テニス界の女王セリーナ・ウィリアムズは2019年の全豪オープンで優勝し、史上初23度目のグランドスラムを達成した。後日、この試合の時点でセリーナが妊娠していたことを明かすニュースに世界中が度肝を抜かれた。

2

FIFA女子ワールドカップの決勝戦を8218万人が観る

united states of america v netherlands
Maja Hitij//Getty Images

2019年のFIFA女子ワールドカップ決勝戦、アメリカ対オランダの試合は世界中で平均8218万人がリアルタイムで観戦していた(2015年の決勝戦の5256万人から56%増)。これで「みんな女子の試合には興味がない」という噂は完全に覆った。

3

ファロン・シャーロックがダーツ世界選手権で男性を破った初の女性に

2020 william hill world darts
Alex Davidson//Getty Images

2019年12月、英ミルトンキーンズ出身のファロン・シャーロック(当時25歳)はテッド・エヴェッツを3対2で下し、PDCワールド・ダーツ・チャンピオンシップで男性に初めて勝った女性となった。

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4

ラムラ・アリがソマリア代表のボクサーとして初の金メダルを獲得

practice session for the upcoming 'aiba women's world boxing championships 2018
Hindustan Times//Getty Images

ラムラ・アリは1歳のとき、家族全員でソマリアの戦火を逃れ、難民としてイギリスに移住した。そして2019年、“アフリカの角”ソマリア出身のボクサーとして(男女を問わず)初の金メダルを獲得。アフリカのフェザー級チャンピオンとして、2020年東京オリンピックにも出場した。

5

カタリーナ・ジョンソン=トンプソンが七種競技で英国記録を破り金メダル

athletics
JEWEL SAMAD//Getty Images

2019年の世界陸上ドーハ大会。当時26歳のカタリーナ・ジョンソン=トンプソンは英国記録を更新する6981点で七種競技の金メダルに輝き、七種競技の歴代ランキングで6位につけた。

6

ジェイド・ジョーンズが英国テコンドー選手初の金メダルを獲得

wtf world taekwondo grand
Alex Livesey//Getty Images

ジョーンズは若干19歳という若さで英国のテコンドー選手初の金メダルを獲得した。これは2012年ロンドンオリンピックでの歴史的な出来事だった。

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7

デイム・サラ・ストーリーが女子パラリンピアンとして史上最大の偉業を達成

2018 tissot uci track cycling world cup
Bryn Lennon//Getty Images

現在46歳のデイム・サラ・ストーリーは自転車競技で驚異的な才能を発揮。オリンピックでは14個もの金メダルを獲得した。

8

ルーシー・ブロンズがUEFA年間最優秀女子選手に選出される

portugal women v england women
Gualter Fatia//Getty Images

2019年、イングランド女子代表チームでディフェンスを務めるルーシー・ブロンズはFIFA女子ワールドカップのシルバーボール賞を獲得し、その流れで英国初のUEFA年間最優秀女子選手にも選出された。ナイスゴール!

9

ジェイミー・チャドウィックがモータースポーツ界で最速の女性に

w series brands hatch
Dan Istitene//Getty Images

当時21歳のジェイミー・チャドウィックは2019年、Wシリーズ(女性限定のシリーズ)で初のトロフィーを獲得。『ワイルド・スピード』顔負けのパフォーマンスを披露した。
  
※この記事は、イギリス版ウィメンズヘルスから翻訳されました。

Text: Claudia Canavan Translation: Ai Igamoto

Headshot of Claudia Canavan
Claudia Canavan
Health Editor

Claudia is Health Editor at Women's Health. She commissions, edits and writes about topics including the happiness potential of less conventional relationships, the future of genetically modified food, how hormonal changes can play with your sleep and the ways in which vaccine disinformation spreads.
 

Headshot of 伊賀本 藍

ウィメンズヘルス立ち上げ直後から翻訳者として活動。スキューバダイビングインストラクターの資格を持ち、「旅は人生」をモットーに今日も世界を飛び回る。最近は折りたたみ式ヨガマットが手放せない。現在アラビア語を勉強中。 

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